編集者コラム

2015.12.24

「もしものこと」はいつか必ずすべての人にやってくる。

「下流老人」という言葉がクローズアップされていますが、そうなってしまう
最大のきっかけといわれるのが、親の介護のために離職を余儀なくされるという
パターン。

一夜明けると親の問題が勃発して、それまで考えていた人生とはまったく過ごし方が
異なるものになってしまうということが、なんと年間10万人に起こっているのです。

急にキャリアをあきらめなければならない状況は、可能な限り回避したい。
本書では、遠距離・近距離にかかわらず、親と離れて暮らして仕事をし家庭を
営んでいる生活を続けていきたい方にとって、知っておくべき知恵や制度を明かしています。

「親のもしも」をシュミレーションし、親には少しでも長く自立していてもらい、
キャリアを継続していくための環境を整えていくことが大事です。

ちなみに社会保障の制度は「申請」しないと、適用されないのが定石です。
そしてそれは誰も教えてくれません。知らなかったというだけで、無駄な費用を払い、
損してる人がゴマンといます。制度の全体像を知っておくことが非常に重要になります。

『離れて暮らす親のもしもに備える本』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844374494/cmpubliscojp-22/