編集者コラム

2016.04.20

根本さん
「天才脳」を開発する東大医学博士が教える4つの集中力


こんにちは、根本です。


誰しも、天才や頭の良い人に憧れるものです。どうしたら天才のような人にな
れるかと悩んだこともあるはずです。「天才脳」の開発で有名な東大医学博士
の森田敏宏氏によると、すべての天才に共通するのは高いIQでも生まれもった
才能でもないそうです。天才とそうでない人の違いは、ずばり「集中力」。す
べての天才に共通しているのは究極の「集中力」だったのです。


とは言っても、「そもそも集中力も才能のひとつでしょ?そんな集中できない
よ!」と感じる人の方が圧倒的に多いでしょう。「やらなきゃ!」と思っても
ついつい先延ばしにしてしまう人や、いざ始めてみてもぼーっとしてしまう人
も多いはず。そうでなくても、大量の仕事に忙殺されて集中できる時間すらな
いと感じる人も多いでしょう。しかし、諦めることはありません。天才脳がつ
くられるように、集中力もまた、コツさえ押さえればどんな人でも高めること
ができるのです。


では、どうしたらやる気を行動につなげて集中して物事に取り組むことができ
るのでしょうか? 森田氏は、次の4つの集中法を提唱しています。


・セレクト集中
・エッセンシャル集中
・ステップ集中
・スタミナ集中


まずは、脳を断舎離する「セレクト集中」。「集中」は英語でconcentration。
しかし、セレクト集中の「集中」はfocus。一点集中によってより効率的に成果
を出すための集中法です。忙しい現代人の脳の負担を軽くして、ワーキングメ
モリーをフル活用できるようになります。


次は重要なものを見極めるエッセンシャル集中。「エッセンシャル」とは「非
常に重要な」という意味です。貴重な「やる気」と「集中力」、そして大切な
時間を、あなたにとって本当に重要なものに傾け、目標を達成するための技術
です。エッセンシャル集中で本当に大切なことを見極めることができれば、や
るべきことが明確になって、時間と余裕が生まれ、やる気スイッチが自然とオ
ンになります。


そして、次はやるべきことがみるみる片づく「ステップ集中」。「面倒くさい」
「やりたくない」という気持ちに負けず、目の前のやるべきことを次々と片づ
けるために、モチベーションを高め、集中状態を作り出す技術です。


最後は、集中状態を長続きさせる「スタミナ集中」です。食事、休息、運動と
いう3つの事柄から集中状態を持続させる技術です。


天才までとはいかずとも、仕事を減らしたい、質を落とさず早く終わらせたい
と誰しも思うものです。始めなきゃ終わらないけど、なかなか始められない。
始めても終わらずヘトヘトな毎日。そんな生活も、4つの集中で終わらせてし
まいましょう。集中力を高めれば、今までの倍以上の時間が生まれます。その
時間でより良い仕事をするのも、充実したプライベートを過ごすのも自由。簡
単に始められる4つの集中でやる気も高い集中力も引き出してしまえば、仕事
も人生もずっとうまくいくのです。



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