編集者コラム

2014.12.10

根本さん
「言わなきゃよかった」がなくなる!

こんにちは、編集部の根本です。

「人間」という言葉は、もともと「世の中」「世間」などを意味する言葉で、
「人間」という言葉が「人」という意味を持ったのは江戸時代以降のことでした。

「人間」は「世間」、つまり誰であろうと、人と接することのない生活なんて
ありえないということなのかもしれません。普通に生活をしていれば、
いろんな人と出会い、いろんな言葉を交わします。

その中には当然、仲良くなる人もいれば、そうでもない人もいるし、
楽しいこともあれば、悲しいこともあります。人は人と接することで、
喜びや楽しみが増える一方で、多くの悩みも一緒に抱えることになるのです。

できれば、悩みなんて抱えたくないというのが多くの人の願いだと思いますが、
人が生きていく上で、人と接することが必須であることは、
悩みを抱えることもまた必須ということなのです。

ポロっと出たひと言、感情的に発したひと言がきっかけで、
ケンカになったり、相手を怒らせてしまったり、気まずくなったり……と、
身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。

もしも、そういった状況が学校、職場、ご近所、友人関係など、
自分の生活と切っても切れないコミュニティーの中で生じた問題であれば、
逃げ場がないだけに、悩みはより深く大きなものになります。

先にも述べたように、人として生活するには人間関係の悩みを避けては通れません。
しかし、その悩みが発生するような事態を極限まで減らすことはできます。

『嫌われたかも!?と心配にならない話し方のルール』の著者である植西氏は、
すべての人間関係は日常の会話によって形成されると言います。
ですから、自分の口から発せられる言葉に気をつける、つまり「話し方のルール」
「会話のマナー」を守ることで、悩みは極限まで減らすことができるのです。

会話を通してより良い人間関係を築くための、「嫌われないための会話のマナー」
から始まり、「初対面で相手と打ち解ける」「人に喜びを与える」「ギブ&テイクの
関係を築く」のも、すべて会話次第です。

これから先の人生で人間関係の悩みにぶつかりたくないという人は、
この本に書かれている89の話し方のルールを一度見ておいて損はないでしょう。


【嫌われたかも!?と心配にならない話し方のルール】
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(根本輝久)