編集者コラム

2017.07.12

長谷川くん
そろそろ決算書の読み方、勉強しませんか?

7月も中盤に差し掛かりました。株主総会のピークも過ぎ去ったところですね。

エアバッグの欠陥によるトラブルによって民事再生法適用の申請を余儀なくされたタカタや、上場廃止の危険性も指摘されている東芝、業績の低迷が目立つフジテレビなど、怒号が飛び交う株主総会もあれば、代替わりをして新CEOを迎えたスズキや、営業利益1兆円を突破したソフトバンクなど、拍手に包まれた株主総会もあったようです。

さてこうした話題をニュースで見ることがありますが、結局「なんとなく」で済ませていないでしょうか? 「営業利益が1兆円」はどれだけすごいのか。東芝の債務超過5000億円はいったいどれだけヤバイのか。そうしたことは、「決算書」の知識があって初めてわかります。

しかし、決算書の読み方を勉強するのはなかなかハードルは高め。初心者はどのようなことから勉強し始めるのがいいのでしょうか?

会計士の木村俊治氏によれば、決算書を読むならまず「自己資産額」「利益額」がそれぞれプラスかマイナスかを見るだけでも効果的だといいます。実際決算書が読めない社員のほうが大多数の日本で、こうした数字をプレゼン資料などに含ませるだけで説得力はあがりますし、なにより読むのも1分で済みますから超簡単。

千里の道も「1分から」。まずは決算書をダウンロードして、ざっと目を通してみましょう!

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