編集者コラム

2017.08.02

人を惹きつける「ビジョン」はどうつくったらいいのか?

 「経営にはビジョンが大事」という話はよく聞かれます。
 ビジョンの代わりに「(経営)理念」と呼ぶことも多いでしょう。

 他人が「これなら自分も一緒にやりたい」「ここで働きたい」「この事業に
 協力したい・育てたい」と共感できるようなビジョンがしっかりとあれば、
 強力な吸引力・求心力となり、よい人や資金が集まってきます。

 経営において、長きにわたって人を惹きつけて、巻き込んでいくためには、
 やはりビジョンは必須だといえます。

 ただ、その「ビジョン」のつくり方というものを教えてくれる人はほとんど
 いないのが実情です。

 6月後半に発売の書籍『ビジョナリー・マネジャー』では、そのビジョンの
 つくり方を懇切丁寧に解説しています。

 著者の秋元征紘氏は、日本企業だけでなく、米国企業であるKFC、ペプシ、
 ナイキや、ヨーロッパ企業であるLVMHゲランの外資系4社でトップを務めて
 きました。
 現在でも、FiNCやCreww、ホワイトプラス、IROYAなど注目のスタートアップ
 企業の社外取締役やアドバイザーを務めています。

 たとえばFiNCは、この人手不足の中で入社希望者が殺到し、日系・外資系の
 企業で華々しいキャリアを築いた人たちが次々と経営に参画しています。
 このFiNCのビジョンづくりをオーガナイズしてきたのが著者なのです。

 本書では、著者の豊富な実務経験を基に、

 ・周囲を巻き込み、事業を成功させる「ビジョン」、および「ミッション」
  「バリュー」のつくり方
 ・企業ビジョンを行動に移し、リーダーシップを発揮するための方法
 ・そして、これからのマネジャー像

 を解説します。

 コンサルタントではなく実務家として、グローバル企業やスタートアップで
 常に結果を出してきた著者が、これからのリーダーシップとマネジメントを
 語る入魂の一冊、ぜひお読みいただければ幸いです。

 【ビジョナリー・マネジャー】https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295400939/cmpubliscojp-22/