編集者コラム

2018.01.10

壁にぶつかった時に読む本

仕事でも人生でも、「打つ手なし」と思い込んでしまい、どうしていいかわからず、悶々としてしまう時があります。
そんな時、本書はあなたの支えになってくれるはずです。

著者は、20年の弁護士活動で数々の難事件を解決してきました。そのひとつが映画化されました。

ある、ちかん冤罪事件です。
2003年10月22日。西武新宿線の電車内で起きた、あるちかん冤罪事件に遭遇します。
逮捕されたのは、印刷会社の30代のサラリーマンAさん。一人息子は、当時2歳と5カ月で、
Aさんは、子煩悩なやさしいパパでした。

下車した高田馬場駅のホームで、電車を降りた瞬間、女性からいきなり「この人、ちかんです」と叫ばれ、
周囲の乗客らに取り押さえられ、そのまま駅事務室に連れていかれました。

Aさんには、全く身に覚えのないことで、いったい何が起こったのか理解できませんでした。
後でわかったことですが、私人による現行犯逮捕ということで、そのまま警察署に連れていかれ、
その後裁判で被害者の尋問が終了するまで、約100日間逮捕・勾留をされました。

映画のタイトルは『それでもボクはやってない』(周防正行監督作品)です。もしかして、観られた方も
いらっしゃるかもしれません。

本書は、そんな不条理な事件を解決してきた経験をもとに、「明るく」生きるための処方箋となっています。

【明るい失敗】
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