編集者コラム

2015.05.13

長谷川くん
株式投資の波に乗る前に知っておきたい決算書の読み方

今月9日、シャープが1200億円の資本金を1億円に減らすという報道があり、
メディア各社で大騒ぎとなりましたね。

でも、新聞を見ていると、「2015年3月期連結決算の税引き後利益が2223億円の赤字」やら、
「自己資本比率は3月末で1.5%(前年同期は8.9%)」なんて数字が出ています。

うーん、なんとなく「ヤバそう」ですね。
でも一体どうして「ヤバい」んでしょうか?

・一体、資本金を減らすとどうなるのか?
・大赤字を出しているのに、どうして潰れないのか? 自己資本比率って?
・銀行からの金融支援ってなに? 融資と投資はどう違うのか?
・シャープ株はめちゃくちゃ下がっているけど、これは買っていいのか?
・そもそもどうして経営が傾いてしまったのか?

などなど、聞かれてみると「うっ…」と詰まってしまう方。
じつは多いのではないでしょうか?

書籍『決算書が読めない社員はいらない』では、
決算書の基本を牛丼チェーン3社の実際の決算書を使いながら、わかりやすく解説しています。
もしあなたがシャープの社長だったらどういう判断をするのか、本書と決算書を並べて検討するのも、
有意義な週末の過ごし方かもしれません。

【決算書が読めない社員はいらない】
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(長谷川諒)