自己啓発の本

病院選びの前に必ず読む本

病院選びの前に必ず読む本
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著者:
塩飽哲生
定価:
1408円(本体1280円+税10%)
発行日:
2014/4/14
ISBN:
9784-8443-73377
ページ数:
176ページ
サイズ:
四六判(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレスコミュニケーションズ
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家族や大切な人のために読んで、使ってもらいたい 厚労省、各病院からの「正しいデータ」を元にした病院選びのススメ


子宮頸癌において全国トップクラスの実力をもつ兵庫県立がんセンター、がん研有明病院、慶応義塾大学病院、北海道がんセンターのそれぞれを比較しても、「根治を目的とした手術が多いのか」、「単純な手術が多いのか」、「内科的な治療が多いのか」など得意としている治療法が異なります。


こういった病院によって得意とする治療法が異なることは、あらゆる病気についていえることです。


本書は「きちんとしたデータに基づいた病院選び」の仕方がわかる本です。


あなたと、あなたの大切な人を守るために、ぜひご一読ください。


 


〚この本でできること〛


・きちんとしたデータに基づいた「病院選び」の仕方が分かる


・病院選びをするときに、知らないと損をする「3つの視点」が学べる


・正しい病院選びの知識と情報を身に付け、医師に質問できるようになる


 


東京大学元総長(第28代) 小宮山宏先生推薦!


「あなた」も、そして「社会」もきっと良くなる


団塊の世代にお届けしたい1冊です。


著者紹介
塩飽哲生(しわく・てつお)
1978年、福岡県生まれ。実業家。リーズンホワイ株式会社代表取締役社長。医師の家系に育ち、幼い頃より医は仁術の教育を受ける。東京大学にて、医師の頭の中にある診断や治療方針の知識構造についてシステム工学の観点から研究する。その後、医療に関わる仕事をすると心に誓い、2011年リーズンホワイ株式会社を立ち上げる。

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もくじ

Prologue「病院選びの悩み」と「正しい病院選び」

はじめに
その病院選びは「望む結果」につながるのか
大切な人のために「データで病院を選ぶ」という考え方

第1章 いい病院選びのために知っておくこと
病院選びの4つのフローを知る
同じ疾患でも得意な病院と不得意な病院がある
病院の技術レベルは患者には測れないのか
為替と医療の意外な共通点
正しい病院選びが医療の将来につながる
正しいデータを知ることで医師を知ることができる

第2章 間違いだらけの病院選び
自由な病院選びが患者を苦しめる!?
「念のため検査しましょう」は、いい病院?
紹介されるままの病院でほんとうにいいのか
偏ったクチコミしか出てこないときは注意
クチコミとは上手に付き合う
病院ランキングを鵜呑みにするな
ランキングは多面的にみる
入ると致命的な病院がある!?

第3章 病院選びに必要なデータ環境が整ってきた
国も本気で医療費をコントロールし始めた
データが公開されることの大きな意味
DPCで医療費の支払いはどう変わる?
データで見える化されたDPC導入病院の患者メリット
最新治療法により診療ガイドラインを知っておく
有名病院以外にも良い病院が見つけられる
自分でも最低限の「がん予防法」を知っておく

第4章 ほんとうに頼れる病院はこうして選ぶ
病院選びに必要な3つの視点
【こんなときどうする?】人間ドックで病気が見つかったときの病院選び
軸がブレていない病院をデータから探す
自分が何を重視したいのか明確にしておく
良い病院は診療科の垣根が低い
高齢者特有の問題に適応した病院かどうかを選ぶ
専門看護師のいる病院かどうかを選ぶ
病院選びに影響してくる医局問題
【こんなときどうする?】都市部の大病院から地元に移るときの病院選び
病院選びで失敗しないための医師とのやりとり
きちんと説明をしてくれる医師の見分け方
セカンド・オピニオンはほんとうに機能するのか
ドクターショッピングをする人の心理
こんなとき『リーズンホワイ』を思い出してください

第5章 これからの医療と社会を良くするために
なぜ若い医師が疲弊していくのか
日本の医療問題の本質とは何か
病院がベンチャーを育てる必要性
知られざるアメリカのロビー運動

おわりに
部分最適ではなく全体最適へ
これからの社会を良いものにするために

理想的な病院の選び方
用語の解説

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