マネジメントの本

ビジネスマンに経営学が必要な理由

ビジネスマンに経営学が必要な理由
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著者:
陰山孔貴
定価:
本体1480円(税別)
発行日:
2019/2/1
ISBN:
9784295402695
ページ数:
224ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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「経営学は実際のビジネスに役立たない」? 本当にそうでしょうか? 実は、ビジネスの経験値が上がるほど、「学問」の必要性を感じるはずなのです。


本書は、ビジネスマンが成長の壁を突き破るための1枚の図の紹介から始まります。
その図は、ビジネスマンが長期的に価値を発揮し続けるためには「3つのシフト」と
それらの連動が必要であることを示すものです。

■ビジネスマンに必要な3つのシフト
1.「問題解決能力」から「問題発見能力」へ
2.「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へ
3.「勉強する」から「学問する」へ

著者は、シャープ株式会社で経営再建に携わった後に大学教員(准教授)
となった陰山孔貴氏。ビジネスマン時代の体験を起点にして研究を進めるなかで見えてきた
「経営者の頭の良さ」の正体とそれを手に入れる方法について経営学の文献や資料、
インタビューした経営者の方々とのエピソード、自身の体験談などを交えて解説しています。

著者紹介
陰山孔貴(かげやま・よしき)
獨協大学経済学部経営学科准教授。博士(経営学)。1977年大阪府豊中市生まれ。2003年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程を修了後,シャープ株式会社に入社。液晶パネル事業の経営管理,白物家電の商品企画,企業再建等に携わる。同社勤務の傍ら,神戸大学大学院経営学研究科専門職学位課程,同博士後期課程を修了。獨協大学経済学部経営学科専任講師を経て2017年より現職。著書:『脱コモディティ化を実現する価値づくり―競合企業による共創メカニズム』中央経済社, 2019年(近刊)。『できる人の共通点』ダイヤモンド社, 2018年。『技術経営』(分担執筆)中央経済社, 2017年。『1からの戦略論<第2版>』(分担執筆)碩学舎, 2016年。

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もくじ

はじめに

序章 経営学はビジネスに役立たない?
学問とビジネスの関係
予測不可能な時代だからこそ
ビジネスマンに必要とされる3つのシフト
シフト1「問題解決能力」から「問題発見能力」へ
シフト2「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へ
シフト3「勉強する」から「学問する」へ
20代後半から30代前半で一気に差が開き始めるビジネスマン

第1章 「問題解決能力」から「問題発見能力」へのシフト
「問題解決能力」から「問題発見能力」へのシフト
飲み屋で連日連夜語られる愚痴や不満
問いの立て方が悪いと、問題は解けない
問題発見を自分事にする。コミュニケーション量を増やす。
研究の世界でも大切な「問題発見能力」
探偵ナイトスクープ
大谷翔平選手の高校1年生の時の目標達成表
問題を分解できない人
ビジネス現場の複雑性
問題の百花繚乱状態が企業の実態
インクリメンタル・イノベーションとラディカル・イノベーション
ラディカル・イノベーションと問題発見能力
ラディカル・イノベーションの種は顧客に聞いても見つからない
一般社員にも必要な問題発見能力
問題発見は大きなチャンス
問題が露呈しない他の理由
問題発見能力を身につける具体的な方法
問題発見能力こそ「コンセプチュアル・スキル」だ
コラム1自分自身の経営者

第2章 「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へのシフト
ビジネスマンに必要な「3つのスキル」
経営にはセンスが必要だ
見えている景色・世界が違う
認識されていないコンセプチュアル・スキルの存在
立場による3つのスキルバランス
日常生活でも役立つコンセプチュアル・スキル
コンセプチュアル・スキルと交友関係
ビジネスマンとして活躍できる期間を長くするためにも
時代の波とスキル
コンセプチュアル・スキルを獲得するには?
まずは「言葉」や「文法」を学ぶ
ドラッカー先生の言葉
好きと仕事
普遍性が高いスキル:コンセプチュアル・スキル
高校生からの質問
「知る」と「使える」の違い
道は1つではない
複数の掛け算
人をワクワクさせる力
コラム2 プロフェッショナル

第3章 「勉強する」から「学問する」へのシフト
学生時代の「頭の良さ」と経営者・ビジネスマンの「頭の良さ」は違う
『學問のすゝめ』
「学問する」とスキルの関係
経営者・ビジネスマンと学者の共通点
「具体」と「抽象」の間を行き来する人々
巨人の肩の上に乗る
最近の世の中の動き
「学問する」ために必要な環境とは?
ビジネスマンになった今こそ経営学を学ぶとき弟子と師匠

第4章 「学問する」組織へのシフト
「学問する」と「組織」
組織を動かすことの難しさ
組織は戦略に従い、戦略も組織に従う
組織能力
5つの組織の比較
サーバント・リーダーシップ企業の事例
組織文化のパラドックス
「個人知」と「組織知」
イノベーションの創出を妨げる4つの圧力
知識創造の「場」
「知識の立脚基盤」としての学問
経営学とは
企業独自の「経営学」
最小単位の経営:自分自身のこと
コラム4 きっかけ

巻末 読んでおきたい経営学の10冊

参考文献

おわりに

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