マネジメントの本

元手10万円で100億円の売上をつくった事業のコピペ術

元手10万円で100億円の売上をつくった事業のコピペ術
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著者:
宮嵜太郎
定価:
1628円(本体1480円+税10%)
発行日:
2019/11/1
ISBN:
9784295402763
ページ数:
184ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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堀江貴文氏推薦!「この仕組みなら小資本、最速で成長できる!」 ベンチャー・中小企業の“事業を拡大したい”経営者必読!


本書は、「フランチャイズ本部をつくって事業を拡大する」ノウハウをお届けする本です。
どうしてフランチャイズ本部なのか、それは「事業とはコピペできるものだから」です。
「事業のコピペ」とは、まずは黒字の事業を創出し(コピー元となるマスターづくり)、
フランチャイズ本部を構築してマニュアルやユニホームなど統一できるものを統一していき(コピー)、
見た目にはどれも同じ店舗(=加盟店)を増やしていく(ペーストする)ことを意味します。
フランチャイズ本部で売るものは、モノやサービスではありません。売るのは「ビジネスの仕組み」です。
ビジネスの仕組みを買いたい加盟店オーナーと契約を結ぶたびに、営業所が一つ開設され、
事業規模も大きくなっていくのです。

また、フランチャイズ本部運営のメリットは、費用面にもあります。フランチャイズ本部がコピペで
加盟店を増やしていく場合の開業資金は、加盟店オーナーが準備するので、大きな資本がなくても、
大きな投資をしなくても事業を拡大できます。

豆腐の移動販売ビジネスを手がける会社、豆吉郎(とうきちろう)を立ち上げた著者は、
豆腐を売っていたのは開業後5日間だけで、その後は「豆腐を売る仕組み」を売っていたと言います。
開業当初、一人だと一日3万円がいいところだった事業は、フランチャイズ本部構築による事業のコピペにより、
全国最大の移動販売組織へと成長、気づけば10年余りで総売上は100億円を突破していました。
この事業の元手はわずか10万円(中古の軽トラック1台と商品の仕入れ代、それぞれ5万円ずつ)です。
事業が伸び悩んでいるという方、これから起業をしてどんどんチャレンジをしていきたい方、
ぜひ本書を読んでみてください。

著者紹介
宮嵜太郎(みやざき・たろう)
V&M パートナーズ株式会社代表、株式会社豆吉郎(現・西日本新聞社グループ)の創業者。
1980年福岡県生まれ。2005年食品の移動販売会社「豆吉郎」を創業。西日本を中心に、フランチャイズモデルにて25営業所、移動販売車両125台を展開。全国最大の移動販売組織を構築、運営。2017年西日本新聞社に全株式を売却、2018年東京都内のベンチャーキャピタルに参画。2019年V&M パートナーズ株式会社設立。次代の経営者育成に取り組む。

V&M パートナーズ株式会社
https://www.vmpartners.jp

書籍の感想、お問い合わせはこちら
https://www.facebook.com/taro.miyazaki.50

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もくじ

はじめに
本書に向いている事業をしている人、向いていない事業をしている人
豆腐ではなく「豆腐を売る仕組み」を売る
本書の構成

プロローグ フランチャイズ本部運営の基礎知識
フランチャイズとは「ビジネスの仕組みを売るビジネス」
事業拡大する方法は3つだけ
フランチャイズ本部と加盟店オーナーは対立するもの?
フランチャイズ本部と加盟店の役割
フランチャイズ本部と加盟店はピラミッド構造ではなく「輪」の構造
ルールをつくることができる
よいフランチャイズ本部は、「よい武器屋さん」
店舗数拡大によるコスト増を抑制できる
加盟店が増えても人件費は増えない
本気度の高い人(リスクを取れる人)だけを集められる
独立支援制度で社員の選択肢を明確にする
「事業のコピペ」は4つ目の資金調達手段
本部の設立自体はゼロ円でも可能
経験の浅い起業家でも本部を運営できる
リーダーシップ、マネジメントスキルは必要ない
フランチャイズ本部運営のデメリットとリスク


第1章 マスターの章 誰でも黒字にできる事業をつくろう
フランチャイズ化しやすい事業の条件
1 個人の能力やキャラで成り立っていないか
2 世間に周知された商品、サービスであるか
3 大手企業と差別化できる商品、サービスであるか
4 リピート性の高い商品、サービスか
5 在庫をなるべく持たないビジネスか
6 粗利率が高いビジネスか
7 加盟店オーナーの開業資金は500万円以下に収まるか
8 キャッシュフローがいいビジネスか
9 商品を安定供給できるビジネスか
「黒字ビジネスモデル」であることを念頭に置く
入金は1日でも早く、支払いは1日でも遅く
予算は達成率より実績との差を追求することが大事
話しやすい税理士を見つける
お客さまにファンになってもらう
本当にやりたいことは10店舗成功してからやればいい
この章のポイント 「フランチャイズ化しやすい事業」のチェックリスト


第2章 コピーの章 フランチャイズ本部をつくろう
本部と加盟店のフランチャイズ契約書をつくる
ロイヤリティはどのように設定すべきか
マニュアルは「禁止事項」を先に浸透させる
ワンフレーズで分かりやすい共通理念をつくる
目に見える統一感を持たせる
本部が加盟店に対して縛るものを明確にする
本部オフィスは質素にしよう
立地のいい場所にオフィスを構えよう
一つのグループは「5人まで」とする
この章のポイント フランチャイズ契約書の作成ステップ


第3章 ペーストの章 加盟店を増やして事業を拡大しよう
加盟店オーナーを社内で募集する
契約時に契約書を確認し合う
契約書を定期的に確認し合う
予算と実績を確認し合う
加盟店にはリース会社を利用してもらう
加盟店オーナーがやめる時に注意する
話し合いで解決しないなら、弁護士に依頼を
一人のオーナーに特例をつくらない
不満は口頭ではなく文書で提出してもらう
役職で呼び合う
この章のポイント フランチャイズ本部が定期的に確認し合うこと


第4章 起業・事業拡大に関するリアルQ&A
起業に関するリアルQ&A
資金調達に関するリアルQ&A
フランチャイズ本部運営に関するリアルQ&A
事業売却(M&A)に関するリアルQ&A

おわりに

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