マネジメントの本

会社の問題発見、課題設定、問題解決

会社の問題発見、課題設定、問題解決
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著者:
永井恒男/齋藤健太
定価:
本体1680円(税別)
発行日:
2019/10/21
ISBN:
9784295403531
ページ数:
288ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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会社経営者必読! あなたにとって、経営における問題とはなんですか?


「問題」を抱える人たちは、なんらか現状とは異なる、理想の姿を持っているのではないでしょうか。
何かしら理想の姿を持っていて、それと現実にギャップがあるからこそ「問題がある」と感じるのでしょう。
例えばダイエットでも、「太っているので痩せたい」とただ食事を少し我慢したり、運動を始めたりする
「なんとなくダイエット」では目立った成果は得られません。減量した後、どのような好ましい変化が
起きるのかを想像したり、理想の体重、体型、健康状態はどのあたりなのかをまず規定する必要があります。
そして減量する体重量を決め、どうして理想状態より体重が多いのかを分析し、
その解決方法を考え、実行するのが順当な流れです。

企業経営においても、この「なんとなくダイエット」のような状況をよく見かけます。
この状態こそ「問題」ではないでしょうか。現在の経営には、理想の姿を掲げることと、
しっかりした分析に基づいた問題解決が不足しています。ですが実際は、理想の将来像(ビジョン)を考え
提示することが得意な方は、必要なデータ分析や具体的な実行計画を軽視する傾向があり、データ分析や
計画策定が得意な方は現状の改善に意識が向きがちで理想の将来像(ビジョン)を描くことを忘れる傾向があります。

本書は、異なる専門性を持った二人の筆者が、その理想の将来像(ビジョン)の提示と、
それを実現するためのデータ分析や計画策定の両方を徹底解説します。

著者紹介
永井恒男/齋藤健太(ながい・つねお/さいとう・けんた)
永井恒男(ながい・つねお)
Midwestern State UniversityにてMBA取得後、(株)野村総合研究所に入社。経営コンサルタントとして活動後、社内ベンチャー制度を活用し、エグゼクティブコーチングと戦略コンサルティングを融合した新規事業イデリア を立ち上げ、10年間事業を推進。2015年、Ideal Leaders株式会社を設立し、代表取締役に就任。経営者や企業のPurposeやビジョンを再構築するプロジェクトを数多く手がける。また上場企業の取締役、執行役員に対するエグゼクティブコーチングの提供数は日本随一の実績を持つ。ソーシャルセクターの活動としては特定非営利活動法人日本紛争予防センターの理事を務める。

齋藤健太 (さいとう・けんた)
慶応義塾大学理工学部卒業後、(株)船井総合研究所の戦略コンサルティング部(当時)に属し、幅広い業種において、事業計画策定やマーケティング支援、ビジネスデューデリジェンス等に携わる。2012年に独立し、製造業や小売業、サービス業など、主に中小~中堅企業の支援に従事し、売上向上等の成果を上げる。特にデータ分析においては、他のコンサルティングファームやビッグデータ解析を行うAIベンチャー、大手教育関連企業からも相談依頼が多く集まる実績を持つ。2018年に(株)クロスメディア・コンサルティングを設立、現在に至る。

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もくじ

はじめに

序章 ビジョンアプローチとギャップアプローチ
問題発見、課題設定、問題解決のための2つのスタイル
  ビジョンアプローチ/ギャップアプローチ
バックキャスティング(未来からの発想法)
未来を語る経営者
目標達成のためのギャップアプローチ、ビジョンアプローチ
ギャップアプローチの影響
ビジョンアプローチの影響

第1章 会社、チーム、スタッフは、何を目指すべきか?
数字以外の魅力的な目標を示そう
  中期経営計画と長期ビジョン/魅力的な夢と未来を描く
5年後のビジョンを描いてみる
  理想の将来像(ビジョン)の策定方法
①強み・価値を発見する
  組織の強みを言語化する
②どうありたいか、最大限の可能性を描く
  自分(達)の“価値観”と“社会的意義”を表現するPurpose
  Purposeとミッション、ビジョンとの違い
  自分のPurposeと組織のPurposeを言語化する
③実現したい状態を共有する
  強みを活かし、Purposeを実現した将来像を描く
④新しい挑戦を始める
  クリエイティブにチームを動かす

第2章 どうやって理想の姿に到達するか?
あなたの理想の将来像(ビジョン)は魅力的か?
  ビジョンを絵に描いた餅にしない
「理想」で終わらせないためには
  ①ビジョンをベースにした短期のPDCA(OKR)
  ②Accomplishment Session(振り返りの機会)
  ③働くメンバーのコンディションのモニタリングと改善
共に進化し続ける理想の将来像(ビジョン)とPurpose
客観的事実をもとに論理的に解決していく
ロジカルにチームを動かす

第3章 理想の姿を実現する組織文化とは
経営ビジョンと企業業績の関連性
  好業績を生む組織風土
組織風土を数値化する(ToMo指数)
幸せなスタッフがビジネスの成果を生み出す

第4章 問題解決の考え方
データと数字で考える
理想の姿を実現させるための道筋を示す
そもそも問題解決とは何か
経営における問題解決の重要性
  問題解決し続けられる企業とそうでない企業との違い
問題解決に必要な能力「ロジカルシンキング」
  MECEとロジックツリー
ロジカルシンキングで問題仮説を洗い出す
問題解決に活用できるフレームワーク

第5章 現状分析
「現状の不満」を鮮明にすること
データ分析が鍵を握る
多くの企業が陥っている現状
ビッグデータの活用状況
データ分析のアプローチ
  すべては「目的の明確化」からスタート
  ロジカルシンキングで「仮説の洗い出し」を
  仮説の検証は「分析方法の定義」が重要
  データ分析の精度は「データの収集」で決まる

第6章 データ活用のポイント
自社データの整理の仕方
  ①店舗における問題/②商品(MD)における問題/③顧客における問題
外部データの活用方法
  ①人口統計データ/②消費動向データ/③業界動向データ/④競合データ/⑤消費者調査や実地調査
「データ分析」は大きな傾向から
具体的な打ち手へ繋げる「課題設定」
分析結果から具体的な数値計画に落とし込む
  本来あるべきギャップアプローチとは

第7章 具体的な事例でデータ分析をしてみる
定量的な分析に基づいた具体的な計画
  データ分析の流れ/❶目的の明確化/❷仮説の洗い出し/❸分析方法の定義/❹データの収集
  ❺データ分析/❻課題設定
具体的なアクションプランへ落とし込む
各アクションプランを事業計画に落とし込む

第8章 問題解決プロジェクト
事業計画はPDCAを回すための道しるべ
PDCAを回すための4つの武器
  ①実行するためのプロジェクトチームをつくる
  ②各施策を実行するための役割分担とTo Do Listの作成
  ③検証・改善の意思決定をするための会議体
  ④意思決定スピード・質を格段に上げるための可視化
ビジョンアプローチとギャップアプローチを組み合わせる

おわりに

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