マネジメントの本

「好き」の設計図

「好き」の設計図
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著者:
関野吉記
定価:
本体1080円(税別)
発行日:
2019/12/1
ISBN:
9784295403616
ページ数:
192ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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インターネットの普及やデジタル化の進展で、新しい製品が毎日のように市場に登場し、
どんなにいいものをつくっても、すぐに古くなり、飽きられてしまう。
こういう厳しい環境で企業が生き残っていくには、武器がいる。
著者が考える最も有効で強力な武器、それが「ブランド力」である。

▼人を「心の底から動かす」ために必要なものは何か
この本の主旨は、企業経営者や会社の広報・宣伝・マーケティングなどの関係者
(とくに専門職ではない方)に向けて、「ブランディングの基本的な考え方」をわかりやすく伝えることだ。

本書で解説する「ブランディング」の主な特徴としては、次の3つの点が挙げられる。
・ブランディングは難しいものではなく、身近なものだということ
・こちらのことを深く知ってもらう前に、まず「好き」になってもらうのが重要なこと
・ブランディングでは「アウター(社外向け)」以上に「インナー(社内向け)」が大切だということ

とかく小難しい話になりがちな「ブランディング」だが、その本質は「相手に好きになってもらうこと」。
ブランディングを「異性にモテるようになるために知恵を絞ること」にたとえつつ、
専門用語をできるだけ使わず、圧倒的にわかりやすく解説。現場での経験をもとに、
ブランディングに関する基本的な考え方と、正解を導き出すための原理原則を解き明かす。
会社のソトにもウチにもファンをつくっていくための基本的な考え方を、本書で身につけてほしい。

著者紹介
関野吉記(せきの・よしき)
株式会社イマジナ代表取締役社長。London International School of Acting卒業。卒業後はイマジネコミュニカツオネに入社し、サムソナイトなど多くのコマーシャル、映画製作を手がける。その後、投資部門出向、アジア統括マネージャーなどを歴任。経営において企業ブランディングの必要性を痛感し、株式会社イマジナを設立。アウター・インナーを結びつけたブランドコンサルティングで2600社以上の実績を挙げている。最近では活躍の場を地方自治体や伝統工芸にまで広げ、ジャパンブランドのグローバルブランド化を推し進めている。

株式会社イマジナ
https://www.imajina.com/

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もくじ

はじめに

第1章 なぜ多くの会社が「好き」を集められていないのか
私が見た「惜しすぎる」会社
日本人として、いつも残念でたまらなかったこと/「見かけなんて関係ない」のか?/知らない社長の話なんて……

「好き」にさせる特効薬はないが、原理原則はある
断られないデートの誘い方/専門家に任せれば安心……なのか?/コミュニケーションに関する問題こそ人間の出番

「効果のある方法」を見つける
海外で初めてぶつかった壁/イケてるヤツの真似をしろ

ブランディングとマーケティングの違い
「生きている人間」をちゃんと見ているか/ブランディングとマーケティングはどこが違う?/ブランディングは「未来への投資」/ブランディングの投資はいつ回収するか

第2章 本当に「好き」を集められる会社の考え方
なぜその言葉は相手に届かないのか
「自社が大事にしているもの」をきちんと伝える/お客さんが「どう想像するか」に知恵を絞る/ブランディングにおいて広告や宣伝より重要なこと/創業者の想いは、その言葉で本当に伝わるか

ブランディングにはインナーとアウターがある
なぜ多くの人はアウターしか知らないのか/ナイキのインナーブランディング/評価制度もブランディングの一環/「給料の額」はインナーブランディングとは無関係/アウターブランディングの真の効果を知る簡単な方法

採用でわかる自社のブランド力
新卒採用が弱い会社はブランド力が弱い/登る山をはっきりさせて採用する/社内にロールモデルはいるか?/ブランディングの鍵を握るミドル社員を育成せよ/新卒が思わず足を止めて聞き入ってしまうような話を

第3章 私はこうして「好き」を集める原理を身体で覚えた
時間こそいちばん重要なもの
時としてビジネスの足かせとなる日本人の感覚/情熱と憧れから頭に浮かんだ目標/最も価値があるのは「時間」/つまらない正義感はプラスにならない/ダメなら自分の意思でやめる

転んでもただでは起きない
ほかの人間が見ていないものを見る/偶然さえも利用する/怪しい話から偶然に踏み込んだ映画の世界

仕事にするなら「得意なこと」か「好きなこと」か?
向いていないものは向いていない/得意でも、続けられるかどうかは別/「人のマネジメント」にチャンスがあるのかも

第4章 イマジナ流「好き」を集める設計図
どの国でも通用するブランディングのキモ
言葉を信頼しすぎない/「ここがすごい」と思わせるポイントをつくる/先に大風呂敷を広げるのもあり

会社にとってのブランドの意味
本人の主張と周囲の評価はあまり関係ない/ブランドは社員から生まれる/大事にする想いと社員の日々の働き方をつなげる

ブランドの想いを伝え、共有する方法
イマジナ流ブランディングの5つの手順/ストーリーのつくり方

おわりに

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