自己啓発の本

一流役員が実践している仕事の流儀

一流役員が実践している仕事の流儀
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著者:
安田正
定価:
1298円(本体1180円+税10%)
発行日:
2014/1/16
ISBN:
9784844373469
ページ数:
208ページ
サイズ:
四六判(mm)
発行:
インプレスコミュニケーションズ
発売:
クロスメディア・パブリッシング
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10万部突破のシリーズ第2弾は、より面白く、そして実践的になりました!


一流の役員と呼ばれる人たちが普段の仕事ぶりはどのようなものなのか。意外に一般の社員が見聞きする機会はないと思いますが、やはり役員にまで上り詰めている方々の仕事ぶりは並ではありません。そこには出世につながるだけの裏付けがあるのです。 本書では、その出世の秘密を40個にまとめ、「平社員は…、部長は…、役員は…」という比較形式で明確な差を解き明かしていきます。はたして、あなたは三流か二流か、はたまた一流か!? 読むだけで自己評価ができる上に、さらに上を目指すための明確な指標となります。 40代で給与が頭打ちの時代に、出世街道を走っていくためのモノサシとしてお読みください。


著者紹介
安田正(やすだ ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。早稲田大学理工学術院非常勤講師。1990年より法人向け英語研修を始める。現在は英語の他、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーションの領域で講師、コンサルタントとして活躍している。大手企業を中心とした研修、コンサルティングを通して、55万人の一般社員、1000人を超える役職者と接し、出世する人に共通する仕事の考え方に触れる。早稲田大学理工学術院非常勤講師を務める一方で、東京大学大学院工学系研究科、お茶大アカデミック・プロダクションでも授業を担当。また、過去には、一橋大学国際教育センターでも授業を担当した経験を持つ。著書に、『何でもわかりやすくする技術、伝える技術』『一流役員が実践している仕事の哲学』(クロスメディア・パブリッシング)、『1億稼ぐ話し方』(フォレスト出版)、『ロジカル・コミュニケーション®』『ロジカル・ライティング』『会話の上手さで人生は決まる!』(日本実業出版社)、『英語は「インド式」で学べ!』(ダイヤモンド社)など多数。

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もくじ

第1章 平社員と部長と役員の違い

01 朝
平社員は、ギリギリまで寝る
部長は、妥協して早起きをあきらめる
役員は、必ず朝5時前に起床することに決めている

02 ランチタイム
平社員は、定食屋の行列に並ぶ
部長は、高級店でパワーランチ
役員は、社内で毎日同じものを5分で食べる

03 第一印象
平社員は、資料作りで勝負する
部長は、トークの中身で勝負する
役員は、第一声で勝負する

04 持久力
平社員は、ガス欠を起こす
部長は、エコ運転で長距離を走る
役員は、自己発電しながら走り続ける

05 決断力
平社員は、他人の意見に流される
部長は、最終的になんとなく決める
役員は、ひとつの決断に全身全霊を注ぐ

06 お酒
平社員は、お酒の価格で勝負する
部長は、お酒のうんちくで勝負する
役員は、お酒の飲み方で勝負する

07 うら・おもて
平社員は、上司にだけ好かれる
部長は、社内の人にだけ好かれる
役員は、清掃員さんからも好かれる

08 対人対応
平社員は、苦手な人を避ける
部長は、苦手な人とも我慢して付き合う
役員は、苦手な人がいない

09 健康
平社員は、健康診断の前だけ気をつける
部長は、妻が用意するサプリメントくらいは飲む
役員は、健康のためなら死ねる

10 交流
平社員は、点になる
部長は、円になる
役員は、円の中心になる

11 交渉術
平社員は、感情に訴えかける
部長は、合理性を説く
役員は、自分の土俵に上げる

12 人脈
平社員は、名刺の数が人脈だと思っている
部長は、人脈はずっと不変だと思っている
役員は、持ち運べる人脈を持っている

13 学生時代
平社員は、給食係
部長は、生徒会長
役員は、体育会系キャプテン

14 テーマ
平社員は、「いま」を乗り切るのに精一杯
部長は、1年後までの計画を立てる
役員は、5年先の自分の姿を見ている

15 会議
平社員は、何も発言せずにただ聞いている
部長は、自分の仕事のことばかり考えている
役員は、アピールするチャンスをうかがっている

第2章 三流の仕事 二流の仕事 一流の仕事

16 上司との関係
三流は、上司の足を引っ張る
二流は、上司の邪魔にならない
一流は、上司を出世させる

17 部下
三流は、イエスマンで周囲を固める
二流は、ひとりで解決しようとする
一流は、自分の弱みを補ってくれる人を重宝する

18 ビジネスツール
三流は、毎年、使いやすそうな手帳を探して買う
二流は、手帳を持たずにITツールを使う
一流は、同じ手帳を使い続ける

19 話術
三流は、沈黙の達人
二流は、しゃべりの達人
一流は、返しの達人

20 転職
三流は、入社3年で限界が分かる
二流は、入社10年で限界が分かる
一流は、限界に気づいてないふりをする

21 食事
三流は、マイペースで食べる
二流は、相手が遅ければ合わせる
一流は、相手が早喰いでも合わせられる

22 歴史に学ぶ
三流は、三国志をゲームで学ぶ
二流は、三国志をマンガで学ぶ
一流は、三国志を吉川英治で学ぶ

23 表情
三流は、表情が乏しい
二流は、ぎこちない表情で取り繕う
一流は、自然な表情を自在に操る

24 義理
三流は、借りを作っても返さない
二流は、借りを作ったら必ず返す
一流は、貸しを作っても忘れる

25 観察力
三流は、部下の特徴をつかんでいない
二流は、部下の悪い点はいくらでも言える
一流は、部下の良い点、悪い点を同じ数だけ言える

26 服装術
三流は、ベントなど気にしない
二流は、サイドベンツを着る
一流は、ノーベントを着る

27 受け答え
三流は、「飲みやすいですね」と言う
二流は、「フルーティですね」と言う
一流は、「素晴らしいチョイスですね」と言う

28 覚書
三流は、メモを取らず忘れる
二流は、相手の言葉を細かく書きとめる
一流は、自分の考えをメモに取る

29 教育
三流は、習い事をさせる
二流は、テレビ・マンガを禁止する
一流は、「大岡越前」を一緒に観る

30 問題意識
三流は、言い訳に終始する
二流は、素直に謝罪する
一流は、対応策とセットで謝罪に向かう

第3章 平社員で 終わる人 部長止まりの人 役員まで行く人

31 限界点
平社員で終わる人は、低い目標を設定する
部長止まりの人は、あきらかに無茶な目標を設定する
役員に上り詰める人は、限界を少し超えたところに目標を設定する

32 すべらない話
平社員で終わる人は、面白い話をしようとしてすべる
部長止まりの人は、鉄板の面白い話をもっている
役員に上り詰める人は、朝刊の話題でも面白く伝えられる

33 ステージ
平社員で終わる人は、「無理です」と断る
部長止まりの人は、「考えさせてください」と保留する
役員に上り詰める人は、「やります」と即諾する

34 アピール
平社員で終わる人は、アピールの重要さがわかっていない
部長止まりの人は、直接アピールする
役員に上り詰める人は、他人にアピールしてもらう

35 出世コース
平社員で終わる人は、リスクを取らない
部長止まりの人は、リスクの取り方が小さい
役員に上り詰める人は、ギリギリいっぱいのリスクを取る

36 派閥
平社員で終わる人は、派閥に入りたくても入れない
部長止まりの人は、派閥闘争から距離を置く
役員に上り詰める人は、派閥に運命を託す

37 成果と出世
平社員で終わる人は、誰の目にも止まらない
部長止まりの人は、下から引っ張られる
役員に上り詰める人は、上から引っ張られる

38 首元
新人は、スーツ量販店
オーナー社長は、イタリアブランド
役員は、英国ブランド

39 武器
平社員で終わる人は、自分が万能だと思っている
部長止まりの人は、自分の弱点を知っている
役員に上り詰める人は、弱みの中から「本当の強み」を育てる

40 処世術
平社員で終わる人は、意見がない
部長止まりの人は、意見はあるが信念がない
役員に上り詰める人は、信念を体を張って貫く

おわりに

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