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走れば脳は強くなる

走れば脳は強くなる
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著者:
重森健太
定価:
1408円(本体1280円+税10%)
発行日:
2016/8/21
ISBN:
9784844374961
ページ数:
192ページ
サイズ:
188 x 130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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■普通に生活していたら、脳はどんどん退化する! 人の名前と顔が一致しない。 雑談でネタが持たない。 よく気が散る。 何かにつけイライラすることが多い。 今一つやる気が出ない。 もし、こんな症状があるとしたら、あなたの脳は確実に退化しています。 ■走ると脳が活性化され仕事ができるようになる こうした脳の衰えを解決する方法はただひとつ。 それは「走ること」です。 痩せたくて走る。体力を維持したいから走る。筋肉をつけるために走る。 走る動機は人それぞれです。 でも、走ることで鍛えられるのは「体」だけではありません。 本当に鍛えられているのは「脳」です! 走ると、脳にいいことがたくさん起こります。 「海馬」や「前頭葉」といった脳の要とも言える部分が活性化され、 記憶力、集中力、発想力、思考力、判断力といった「脳力」が高められます。 ■脳科学の知見からランニングの効能と賢い走り方を伝授 本書では、最新の脳科学研究をもとにその効果を紐解きながら、 脳を効果的に鍛える走り方の基本メソッドや、脳力別の鍛え方、すき間時間で脳を鍛える方法などを紹介。 さらには、走る時間帯やペース、ストレッチの仕方、習慣化のコツといった「得する走り方」もお伝えしています。 すでに走っているという人はもちろん、 「ランニングブームって言われているけど、走るのってなんだか億劫」だとか、 「さすがに運動しないとヤバイし、ちょっと気になる」という人、 あるいは、かつて走っていたけれど挫折してしまったという人も…… 本書を読み終わる頃には、走らない生活がどれだけマイナスなことなのかを実感していただけると思います。 ■目次抜粋 はじめに Prologue 最強の脳は走ってつくる 脳トレゲームでは意味がない? ただ走ればいいわけではない 章1章 走ると頭が冴える理由 ランニングで脳に起こる変化 ランで心も強くなる 第2章 賢い走り方 脳を強くする黄金メソッド 【脳を鍛える走り方】 「強度」がモノを言う 走りながら脳を強くする法則 【記憶力を鍛える】 オリジナルのルートマップをつくる 走りながら出会った人の顔を覚える 【集中力を鍛える】 デュアルタスク・トレーニング 集中力をキープする 【発想力を鍛える】 3分でひらめきを生む方法 カラーバス効果 【思考力を鍛える】 クールダウンでクリアな思考を呼び覚ます 逆のことを考えてみる 【判断力を鍛える】 判断力は総合力 忙しくてもできるトレーニング 第3章 損する走り方、得する走り方 ランのベストタイミングはいつ? 1日最低何キロ走れば痩せられる? 走る前後でストレッチを変える ひとりで走った方が脳を鍛えられる? 走るのに適した音楽 身体能力を極限まで鍛える 挫折しない走り方 動機づけとタイミング 習慣化の罠 第4章 ランニングで病気知らずの体になる スピードで寿命が決まる 熱中症予防 第5章 まずは一歩を踏み出そう 歩くことを見直してみる ハードルを下げることも必要 おわりに -------------------------- お詫びと訂正 『走れば脳は強くなる』の初版の、150ページ8行目において誤植がございました。 以下のとおり訂正させていただくとともに、深くお詫び申し上げます。 P150(8行目) 誤:【目標心拍数=((220-30)ー60)×0.7+60=172拍/分】 正:【目標心拍数=((220-30)ー60)×0.7+60=151拍/分】


著者紹介
重森健太(しげもり・けんた)
関西福祉科学大学教授、博士(リハビリテーション科学)。1977年生まれ。理学療法士。聖隷クリストファー大学大学院博士課程修了。ヒトの運動機能を多方面から分析する研究、および脳科学の視点から認知症者の評価及びアプローチに関する研究に取り組む。聖隷クリストファー大学助教などを経て、2011年4月から現職。2014年関西福祉大学学長補佐、2015年同大学地域連携センター長を兼任。また、日本早期認知症学会代議員、NPO法人ハタラク支援協会理事長、NPO法人播磨認知症サポート顧問、重森脳トレーニング研究所所長などの役職でも活動している。主な活動として、エクササイズを用いた脳トレーニングの啓発活動や認知症の介護家族を対象とした「つどい場」、脳トレーニングアプリケーションソフトウェアの開発、社会復帰のためのハタラク支援活動などを展開している。前頭葉、海馬、頭頂葉に特化したエクササイズが人気。

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もくじ

はじめに

Prologue 最強の脳は走ってつくる
普通の生活は脳を退化させる 
走ると脳機能が高まる 
脳トレゲームでは意味がない?
ただ走ればいいわけではない 
Column1 脳研究の歴史 

第1章 走ると頭が冴える理由
走ると仕事ができるようになる 
ランニングで脳に起こる変化
ランで心も強くなる 
ランナーズ・ハイ 
Column2 余暇活動でも脳を鍛えることができる 

第2章 賢い走り方
脳を強くする黄金メソッド
【脳を鍛える走り方】 
「強度」がモノを言う 
走りながら脳を強くする法則 
ウェアラブル・ツールで簡単強度設定 
【記憶力を鍛える】 
オリジナルのルートマップをつくる 
走りながら出会った人の顔を覚える 
暗記のコツ 
【集中力を鍛える】 
デュアルタスク・トレーニング 
集中力をキープする 
【発想力を鍛える】 
3分でひらめきを生む方法
カラーバス効果 
【思考力を鍛える】 
クールダウンでクリアな思考を呼び覚ます 
逆のことを考えてみる 
【判断力を鍛える】 
判断力は総合力 
忙しくてもできるトレーニング 
Column3 刺激ある生活が脳機能を高める 

第3章 損する走り方、得する走り方
ランのベストタイミングはいつ? 
昼ランと夜ラン、それぞれのメリット 
1日最低何キロ走れば痩せられる? 
歩数と肥満の意外な関係 
食欲が出て食べ過ぎてしまわないか? 
走る前後でストレッチを変える
走るのは、食後と食前どっちがいい? 
ひとりで走った方が脳を鍛えられる?
走るのに適した音楽 
身体能力を極限まで鍛える 
走るとき、歩くときの歩幅に注意 
必殺ワザは「階段一段とばし」 
挫折しない走り方 
動機づけとタイミング 

第4章 ランニングで病気知らずの体になる
スピードで寿命が決まる 
高血圧・糖尿病を撃退! 
免疫力が高まる 
骨密度が保たれる 
熱中症予防 
Column5 脳をリラックスさせるストレッチ

第5章 まずは一歩を踏み出そう
歩くことを見直してみる
ハードルを下げることも必要
研究対象に「歩く」が多いワケ
Column6 音楽で免疫力が高まる

おわりに 
参考文献

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