自分のビジネスを始めたら、どのようにお金を回収すればいいのかな?
ついに立ち上げた自分のビジネスだけれど、まだ何もかもが手探り状態で、自分の生み出すものがどれだけの価値がほんとうにあるのかもよく分からない。だから何となく強気な交渉に出ることができなくて、なかなか利益を出せない。このままじゃただのボランティアになってしまうよ。どうしたらいいのかな?
見積書や契約書をきちんとつくりましょう。
起業してビジネスを行なうときに、重要な書類が「見積書」「契約書」です。
ときに自分のビジネスを過小評価しがちな人もいますが、始めたばかりであっても、自分の仕事はボランティア活動などではなく、立派なビジネスなんだという自覚を持つべきです。
見積りは、投資をしたヒト、モノ、カネに対して、どれだけのリターンを見込めるかを数値で表したものであるべきです。どんな小さなビジネスでも、自分の時間とお金を費やした成果物に対して、どれだけのリターンを見込むのかというのをきちんと決めておかなくてはいけません。もちろん、一般的な相場を見込むのも結構ですが、仮に自分のやっていることがオンリーワンの存在なら、一般的な相場の観点からだけではなく、独自の価格を設定することも可能です。
また、取引をする際には契約書またはそれに準ずる書面を交わしておくべきです。どのくらいの納期でやる、などをあらかじめ決めておいた方が、後々問題にならずに済みます。口約束だけですと、ひとたび問題が起きたときに、「言った言わない」の水掛け論に発展しがちで、将来に対して禍根を残す恐れさえあります。取引を行なう際には、業界の商習慣を加味しつつも、基本的には契約書を交わしてから始めるのがベストです。
『なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか』
著者:藤井孝一
定価:1470円(税込)
この本の詳細はこちら