書いた文章中の指示代名詞(あれ・これ・それ)の意味を理解してもらえない・・・。
私の書いた文章を読んだ上司や同僚から、「あれって、どれだ?」「その人って、どの人?」という質問が返ってくることが多い。「あれ」は「あれ」だし、「その人」は「その人」なのに、どうしてみんな理解してくれないんだろう・・・どうしたらちゃんと伝わるのかな?私の文章は何がいけないんだろう?
代名詞の多用や、指示語と指示代名詞の位置関係に気をつけましょう。
指示代名詞というのは、「あの」「その」「この」「あれ」「それ」「これ」といったもののことで、これらは言葉の重複を避けるうえでは非常に便利なものですが、多用しすぎると文章が分かりにくくなってしまうという欠点があります。頻繁に出てくると、「あれ」がどれを指しているのかが分からなくなってしまうために、読み手が混乱してしまうというわけです。
したがって、指示代名詞をを使うときは、次の3点に注意して使うようにしましょう。
1.むやみやたらと多用しない
 1つの文章の中で、指示代名詞を2つ以上使わない
2.なつべく近くの言葉を指すようにする
 「あれ」が5行も前に出てきた「○○」のことだと言われても誰も分からない
3.「これ」「それ」「あれ」の順で遠くのものを指す 
 「これ」「この」→すぐ近くにあるものを指すときに使う
 「それ」「その」→「これ」と「あれ」の中間にあるものを指すときに使う
 「あれ」「あの」→遠くにあるものを指すときに使う
文章を書くときに陥りがちなミスの1つに、「自分は分かっているので、当然、読む人も分かるだろう」という思い込みがあります。指示代名詞ではまさにこのことが起こりやすいので、指示代名詞の入った文章を書いた場合は、「『これ』はどれだか分かるかな?」という視点で読み返してみてください。
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