コンビニのレイアウトを見て、なぜそのレイアウトになっているかを考えてみよう(例:和菓子がレジ横に置いてあるのはなぜか? 男性雑誌より女性雑誌の方が手前にあるのはなぜか?)
コンビニの店長に聞いたお話です。和菓子は意外にお年寄りに売れるそうです。
よってコンビニには定番として置いているそうですが、レジの横に置かないと問題があったとのことでした。
何かというと、お年寄りは通常の場所に和菓子を置くと、見つけられないそうです。そして必ずレジに聞きに来る。言葉で説明しても理解してもらえないことが多いため、レジの所に置き、すぐにお渡しできるようにしているとのことでした。もちろん店舗や地域によって違うと思います。
また一方で女性誌が手前で男性誌が奥にあるのは2つ理由があると聞きました。男性と女性のコンビニの利用率は8:2.男性が圧倒的に多い。
すると彼らに衝動買いさせるためには奥まで移動させる必要があります。そのために、立ち読みしたくなる雑誌を奥に置いて衝動買いを促すそうです。あともう一つは、男性誌の中でも青年雑誌が入り口にあると、女性が嫌がったり子供が入りにくいことから奥に置いているとのことでした。コンビニはいろいろなことが考えられているのですね。
売れ筋商品は何かを見つけてみよう。またなぜそれが売れているのか考えてみよう
コンビニに長く置いてある商品で、必需品以外は売れ筋商品です。特に飲料水を見ると分かりやすいです。その他、弁当なども定番として置かれているものはやはり売れ筋なのです。
必ずどこでもおいてあるのが果物ゼリー。意外に果物ゼリーは売れているのです。果物を健康のために採ろうとしている人は、手軽にとりたいことから果物ゼリーを食べているそうです。だから果物自体はあまりなくても、果物ゼリーはしっかりとどこでもおいてあるそうです。
分からなければ店長に聞いてみるというのも手ですね。
特設コーナーに置かれた商品群を見て、何を意識して設置したか、どういうテーマを持って設置したかを考えてみよう
近くでライブがあるとその歌手がこれまで出ていたCMのお菓子や商品が並べられます。その時期、その場所で何をおけば売れるのかを仮説検証して商品を置いております。裏を返せば、その商品を見れば何を意識しておいているかがわかります。立派なマーケティングの練習となります。ぜひ意識してみてください。