一人戦略会議のやり方を詳しく教えてください。
本の中にも書きましたが、私はグーグルのスプレッドシートを利用しています。これはネットにつながる環境なら、どこでも見れるので便利です。それと、自由度が高いので応用がききます。
これはマクロソフトのエクセルとほとんど一緒なので、エクセルでも大丈夫です。ノートに書き込んでいってもいいのですが、やはりパソコンのほうが見やすいのと、量が増えてきたときに、ノートだと次の頁に移ってしまい、一覧できなくなる欠点があります。
ということで、パソコンを使うのをおすすめします。
この戦略会議の最大のポイントはあなたが成功するために必要なこと、重要なことを、あなたの脳に覚えさせておくことにあります。人間は忘れやすい生き物ですし、多くの仕事を同時進行でこなさなければいけないので、毎日確認したほうがいいのです。
確認を朝やるか夜やるかも問題になりますが、私は毎朝行うようにしています。夜だと、気持ちが大きくなり過ぎるので、どちらかというと冷静な朝の方がいいようです。ただ、夜やるのを試したわけではないので、ご興味のある方は夜会議もお試しのうえ、結果を教えてください。
このような理由から、書き方は全く自由です。あるプロジェクトに関して思いついたことをどんどん書き込んでください。あるいは、ガントチャートのように月ごとや週ごとの予定を順に書いていってもかまいません。
たとえば、あなたが介護予防の施設を作ろうとしているとします。すると「場所の選定はどうする?」とか、「施設名は?」とか「スタッフ集めはどうする?」などといった項目が並んでくると思います。
実際、私の場合、東京のお茶の水近辺に加圧トレーニングを使ったリハビリ施設を作ろうという案件がありました。そこで、上記のような項目を書き連ねて毎朝眺めていたわけです。なかなかいい場所が見つからなかったのですが、私が通っているマラソンスクールのとなりのビルの1階が空室になっていることに、ある日気づきました。
体が不自由な人でも来やすい場所だったので、検討した結果そこに加圧トレーニングのジムをオープンすることになりました。それが「加圧リハビット」というトレーニング・ジムです。(ちなみに経営者は私の弟で、私は加圧に関するアドバイスをしています)
この例も、もし毎朝「一人戦略会議」をしていなかったら、空きテナントに気づかずに素通りしていたでしょう。しかし、脳が忘れないようにインプットし続けたおかげで、目標に早く近づいたと言えます。