クリスティーヌへの質問

読者の皆さんから質問をいただくことが多いのですが
今日はそのうちの一つをシェアしたいと思います。
今日はマルゴーからの質問です。

質問:
最近私はグチをやめる決心をしました。
嬉しいことにすごく効き目があるように感じています。
ところで、人と話していると、彼らの言うグチがとても気に障るようになりました。
失礼にならないよう、うまく彼らに注意する方法はありますか?

回答:
私がグチをやめたとき、グチを言う人たちと距離を置く必要があることに気づきました。
さらには、他人に関して良い悪いの判断をすることもやめるようにしました。
結局、グチを言いまくるような人に、グチを言わないようその人を改めさせるなんてできっこないのです。
けれどその一方で、グチを言う人に対して自分がどう反応するか、そしてどれだけ影響受けるかは、
自分で決められるのです。


もしグチを言う相手が、グチに乗ってこないあなたを見て驚くようであれば、
その人にも21日間のグチをやめるプロジェクトを高めてみてはどうでしょう。
もし相手がやる気なら、少なくとも21日間はその人のグチを聞くことはなくなるのです。
要するに、ダイエット中のあなたが友人からの食事の誘いにやんわりと断りを入れるのと同じ要領で、
グチを聞くのを受け付けなければいいのです。
またはこんなアイデアもあります。
いつもの通りブレスレットを使うか、または家やオフィスの玄関口に「グチを言う人お断り」と書かれた紙を貼っておくなど。。。
そうすれば、人は何のことか聞いてくるでしょう。そうしたら、彼らに説明をしてあげて、自分の立場を分かってもらえばいいのです。
大切なことは、グチを言う人を評価しないことです。今回のような状況に直面するたびに、自分の人生にグチはもう必要ないんだと気づくチャンスだと思えばいいのです。
グチを言い続ける友人には続ける自由があるわけで、一方であなたにはグチは自分の人生に全くプラスの影響がないと気づいた、ということなのです。


それでもまだグチを聞くのを不快に思うなら、究極の方法をお教えしましょう。
それは相手のグチを聞いてあげることです。それも同情の心で。さらに相手の言ったことをグチのないかたちで言い換えてあげるのもいいかもしれません。
例えば「かわいそうに、あなたがっかりしてるみたいね。反対にーーーだったらよかったのにね」というように。
最後に、グチを言うことでマイナスの連鎖にはまってしまっている友人を助けるのに効果的な方法、「5つのなぜ」テクニックをご紹介します。相手がグチを言い始めたら、「なぜそんなに切実なの?」と質問してみましょう。
相手が返答をしたら、なぜそういう返事をしたのかさらに質問を続けるのです。
たいてい人は話を聞いてもらえ、理解してもらえれば、グチを言わなくなるものです。グチの背後には普通、何か欲求が隠されているのです。ですからグチの奥に隠されている問題を探ることが大切なのです。


クリスティーヌ



 

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