編集者コラム

2014.11.19

ちゃお
「接待」を制す者は、「仕事」も制す!

厳かな雰囲気が漂う10畳ほどの和室に大企業の幹部が2人。
高級料理を味わいながら、なにやら良くない話をしている……
小さい頃に観たドラマの影響でしょうか、
「接待」と聞くと、同時に「賄賂」という言葉が浮かんでしまいます。

しかし、『銀座に集う一流ビジネスマンの午後6時からの成功仕事術』の著書、
日髙利美氏に話を伺い、「接待」に対するイメージが180度変わりました。

接待は仕事の延長であり、今でも重要な役割を果たしているのです。
そして、その重要さを知った上で適切に対応できているのが、
一流のビジネスマンといえるでしょう。

美味しいお酒や食事は、会話を弾ませるための演出でしかありません。
接待の目的に合ったお店選びができているか。
接待中、お店側と連携を取って段取り良く事を進めているか。
接待される側は、接待という場を通して相手の人となりを観察し、
一緒に仕事をしていきたいと思える相手か吟味にしているのです。

そうとわかれば、失敗は許されません。
できるビジネスマンであることをアピールしつつ、
楽しんで帰ってもらえるよう心掛けなければいけませんよね。

本書には、店選びやお土産選びはもちろん、接待当日の流れや接待中の会話、
アフタフォローのやり方まで、接待のすべてが網羅されています。

年末年始、お客さまと飲むことも多い時期ですので、
1冊、ポケットに忍び込ませておいてはいかがでしょうか。

【銀座に集う一流ビジネスマンの午後6時からの成功仕事術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844373803/cmpubliscojp-22/

(小泉千夏)