編集者コラム

2013.11.08

根本さん
スピードが速い時代のマーケティング

こんにちは。編集部の根本です。

みなさん、仕事しているとお腹空きますよね。「自分のデスクには
常にお菓子やら何やらを常備してます!」っていう人も多いはず。

クロスメディア・パブリッシングのオフィスには、みんなのお菓子
置き場があります。はじめは旅行にいった誰かがお土産を置いて
「みなさん食べてください」みたいな感じからスタートしたのです
が、今では誰かが手当たりしだい買ってきたお菓子がところ狭しと
並んでいる状態です。お菓子置き場を設置したというより、いつの
まにかお菓子置き場になっていたというほうが正しいかもしれませ
んね。

僕も小腹が空いたらお菓子置き場をあさって食べてます。ダイエッ
トしたい人には地獄のような環境です。朝の9時台にどこからともな
く“バリボリバリボリ”とせんべいをかじる音が聞こえてくること
も珍しくありません。

そんなお菓子置き場によく並んでいるのは、コンビニのプライベー
トブランド商品。安くて美味しい安定、安心の味。「うまいなぁ」
なんて思ってパッケージ裏面を見ると、結構有名なお菓子ブランド
の会社が作ってたりするわけです。そりゃ、うまいわけだと感心す
るだけの僕ですが、そんな状況を憂いている人もいるのです。

プライベートブランドの商品として、みんな同じようなパッケージ。
せっかくこれまで育ててきた自社の商品。だけど、とにかく売れて
くれるなら……、というメーカーの考えもわかるけど、やっぱり、
じっくりブランドを育てていくべきではと一石投じているのが『ア
フターアクションマーケティングのすすめ』の著者である辻井さん。

今は商品のライフサイクルも短くなっていて、ガーナミルクチョコ
レートやキットカット、ポッキーのような“誰でも知っているあの
お菓子”というものが少なくなってきている。どうすれば、ファン
を作れるのか?

この本では、買い場起点で考える手法を提案し、ブランドの真のフ
ァンをつくるためのマーケティングについて解説しています。時代
は動いています。新しい市場にあった新しいマーケティングの教科
書です。

(編集部 根本輝久)

『アフターアクションマーケティングのすすめ』
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