編集者コラム

2015.05.27

長谷川くん
プロはGoogleをさまよわない

マッキンゼーには「リサーチャー」と呼ばれるスタッフがいるのを知っていますか?
リサーチャーは、コンサルタントが分析をするための情報を集めてくる実働部隊。
実はマッキンゼーではコンサルタントがひとりで資料を作っているわけではないのです。

情報収集のプロであるリサーチャーが、一般的なビジネスマンと違うのは、
「情報収集のプランニング」と「情報ソースの引き出しの多さ」です。
『太陽光電池の市場シェアの比較と、各社の特徴』と言われて瞬時にどこから、
どんな情報を持ってくればいいのかがわかる。それがプロの技術。
Googleであてずっぽうに検索ワードを打ち込むのとは、スピードの桁が違います。

「さあ、来週の企画会議のために今日は資料を作ろう!」と朝決めたはずなのに、
気づいたらもう夕方。情報集めをしていたのに、いつの間にか全然関係ないサイトを
見ていた、なんてことがありますよね。

そんなことをしている内に刻一刻と〆切が近づいてきて、前日は徹夜。
もっと時間があれば質を上げられたのに、と歯噛みしてももう遅い…。
資料作成の速さと質は、情報収集の技術がものをいうのです。

5月新刊『「速さ」と「質」を両立させるデッドライン資料作成術』は、
そうしたリサーチャーの情報調査の技術を集約し、〆切までに最高の資料を
用意するための極意を紹介しています。

本書を読めば、「これまであんなにGoogleでムダな時間を過ごすこともなかった」
と、きっと思うはずです。

【「速さ」と「質」を両立させるデッドライン資料作成術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844374133/cmpubliscojp-22/

(長谷川諒)