2015.10.07
既存の企業に新入社員として入社し、社長を目指しても気の遠くなるような
時間がかかる。しかも、経営者になれるのは、ごくごく一部だ。ほとんどの
人は順番待ちをして、責任あるポジションにつかないまま会社人生を終えて
いく。
優秀な人が真の力を発揮し、「社長」になるための第3の道として「プロ経営
者」を提唱する。
プロ経営者は生え抜き社長とは異なり、業界のこと、会社のことを知らない、
いわゆる「素人」「よそ者」として会社に入ってくるのが大前提となる。
短期間で状況を把握し、判断が下せるような鋭いラーニングカーブが求めら
れる。どっぷりと会社や業界の慣行にしたがって、他業界や世の中の動きと
も無縁のような働き方とは対極にある。成長戦略を描き、V字回復を行うこ
とが予め義務づけられているのだ。
10月新刊『職業としてのプロ経営者』では、主に40代の若手プロ経営者31名
へのインタビュー結果とその徹底分析から、リーダーシップを自ら育てるた
めのヒントを抽出。GE、IBMをはじめとしたリーダーシップ教育にも触れな
がら、経営者というプロフェッショナルな職業にどうしたらなっていけるの
か、パーソナル・リーダーシップの育て方など縦横無尽に語りつくしている。
経営環境が大きく変化する時代。日本では知られざる、プロ経営者の真の姿
を本書『職業としてのプロ経営者』(小杉俊哉著 10/1発売)は明らかにし
ていく。
【職業としてのプロ経営者】
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