編集者コラム

2017.07.19

マネジメント、イノベーションetc.すべては戦争から生まれた。

 新刊『技術は戦略をくつがえす』が好調です!

 現役の防衛省勤務の著者が書いた、戦略を破壊した戦争の技術史。孫子や
 クラウゼビッツの本にあるように、戦争からビジネス戦略に活きる知恵を学
 ぶことができます。

 優れた「戦略」は、非対称性を最大限に利用することで、勝利をもたらす。
 そして、非対称性を生み出す鍵は「技術」である。ぜひご一読ください。

 【要旨】19世紀以降の戦争は、兵器の破壊力、すなわち兵器に使われている
 技術の優劣が勝敗を決める大きな要因になっているようだ。したがって戦時
 において戦略を立てる将は、兵器の技術を十分に理解し、使いこなせなくて
 はならない。技術の進歩・改良、新しい技術の登場、あるいは状況に応じた
 技術の選択によって、それまで常道とされてきた戦略がくつがえされること
 もある。そしてそれは現代のビジネスにおける戦略においても同じといえる。

 本書では、過去の戦争の流れを変えた著名な戦い、兵器開発のエピソードな
 どを取り上げ、戦略と技術がどのように関わってきたか、現代のビジネスに
 どのように応用できるかを明らかにしている。著者は2006年に防衛省技術研
 究本部に研究職技官として採用され、現在は防衛装備庁技術戦略部に勤務し
 ている。

【技術は戦略をくつがえす】https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295400882/cmpubliscojp-22/