編集者コラム

2014.03.21

根本さん
一流の人たちって実は究極のリア充?



「リア充」……近年よく耳にする単語ですよね。「リアル(現実世
界)が充実している人」の略称です。主にネットの世界で、非リア
充の人がリア充の人を揶揄するときに「リア充しね」とか「リア充
爆死しろ」というように使われことが多い単語です。

2ちゃんねるをよく見ていると、リア充に否定的な非リア充たちが
「爆死しろ」とか言いつつも、実はリア充に嫉妬やあこがれの気持
ちが見え隠れしているように思います。僕自身も「リア充の人って
すごい」と思うけど、「なかなかマネできないな」と思ってしまい
ます。そう思う理由は、リア充でいることってものすごいパワー、
つまり行動力が必要だから。

でも、よく考えてみるとビジネスの世界で活躍している人は、みな
行動力があります。つまり、仕事ができる人ってリア充? 一流の
ビジネスマンというのは究極のリア充なのかもしれません。

『世界の一流から学んだ仕事の品格』の著者で、植山周一郎氏もす
ごい行動力の持ち主です。ソニー創業者の盛田昭夫さんとウォーク
マンを世界に売り出し、リチャード・ブランソン率いるヴァージン
グループの日本進出をサポートし、極めつけはマーガレット・サッ
チャーのマネジメントをしていた人物です。

植山氏の行動力の源は、類希なる好奇心と、自ら人生哲学と語る
「積極的刹那主義」。

積極的刹那主義というのは、植山氏が大学4年のときガンを患い、
成功率3%の手術に成功し命をつなぎ止めたことがきっかけで、そ
れ以来いつ死ぬかもわからないから、毎日を人の2倍、3倍一生懸
命生きるという誓いなんだそうです。

その行動力で、世界の一流の人たちと仕事を共にするとこで、自ら
も学び、どんどん成長を重ねていったそうです。

僕は死にかけたことはありませんが、毎日を一生懸命生き、日々成
長するためリア充を目指します!

(根本輝久)

『世界の一流から学んだ仕事の品格 ~次のステージに行くために必要なこと』
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