編集者コラム

2016.01.13

平均で体重1.7キロ増!? 「正月太り」を防ぐリセット法

年末年始、帰省先や旅行先でおいしいものを食べたり、久しぶりに会う家族や友人とお酒を飲んだり、家でゴロゴロして過ごしたりで、「正月太り」になってしまったという人も多いのではないでしょうか。

12月新刊『なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太らないのか?』の著者で管理栄養士の道江美貴子さんが2015年に実施した調査によると、年末の2週間と正月明け2週間を比較して、正月明けに1キロ以上体重が増えた人は36%と、3人に1人以上。正月太りした人の体重増加の平均は1.7キロだったそうです。

実は食べ過ぎた分のエネルギーは、すぐに脂肪に変わるわけではありません。著者いわく「食事量は1週間トータルである程度バランスが取れていればよく、1日ごと、1食ごとに『あぁ、食べ過ぎちゃった……』と思っていると、ストレスが溜まってよくない」と言います。なので、羽根を伸ばすときは伸ばして、そのあと2、3日で、いつもよりカロリーを減らした「リセット期間」を設ければよいとのこと。「リセット」のポイントは次の3つだそうです。

・朝食や昼食の分量はあまり減らさず、夕食のみ通常の半分から6割ぐらいに減らす
・野菜やきのこ、海藻、こんにゃくなどを中心に、満腹感と栄養を備えたごはんを食べる
・飲み疲れ、食べ疲れの体をきちんと休める意味でも、夜は早めに寝る

このテクニックは、お休み時期以外でも、たまたま宴会続きの時期や、間食を食べ過ぎてしまったときなども使えます。

本書の著者は、現在、会員60万人超の日本最大級のダイエットサービス「あすけん」の事業統括責任者を務め、また、管理栄養士として100社以上の企業で健康アドバイザーを務めてきた「食と栄養のプロフェッショナル」です。

その著者が、栄養学の最新知識と、60万人・2億食に及ぶ食事データのビッグデータ分析から導き出した、働く人のための「最強の食事法」が本書には収められています。

「焼肉を食べる時の5つの鉄則」「カップラーメンよりカップ焼そばのほうが断然太る」「糖質制限の4つのリスク」

など、日本のビジネスパーソンの食習慣・生活習慣に精通した著者ならではのノウハウ・実践知識が満載のこの本で、ぜひ正月太りを解消し、ハイパフォーマンスな体と頭を手に入れてください。

【なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太らないのか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844374508/cmpubliscojp-22/