編集者コラム

2017.04.26

本を読む人の大きな悩み「読んでも忘れちゃう」

 学生時代であれば、日常的に、勉強をしたら復習をしていた……というか、
 大半の人は「復習させられていた」かもしれませんね。
 中間テストや期末テストは、それらの総決算みたいなものです。


 テストがあるから、勉強(復習)をする。
 これは半ば強制的に「勉強させられている」わけですが、でも、後になって
 その内容が意外と身についていたりするので不思議です。


 が、社会人になってからは「テストって長い間、受けたことがないなぁ」と
 いう人がほとんどでしょう。


 話は少しそれますが、先日、酒の席で、ビジネス書をよく読む知人の悩みを
 聞いていました。
 ビジネス書に限らないのですが「歳のせいか読んでも忘れてしまう」という
 ことが悩みのようです。


 この人は40代後半の男性ですが、それより若い方でも「本を読んでも内容を
 忘れてしまう……」という人は多いのではないでしょうか。


 先月刊行の『練習問題アプリ付き 問題解決のためのロジカルシンキング』
 は、まさにこうした悩みに応える本としてつくりました。
 練習問題を出してくれる本書の付属アプリをダウンロードすると、1週間に
 1回、本の内容の応用テストを出題してくれます。
 いわば強制的に復習させてくれる(?)のです。


 本の内容は、社会人の基礎スキルともいえるロジカルシンキングの基本を、
 初心者向けにやさしく解説。
 実際の仕事のシチュエーションを、実例として豊富に盛り込んでいるので、
 ベーシックでありながら実践的な内容になっています。


 いろいろと調べてみたのですが、ビジネス書で「アプリ付き」という本は、
 ひょっとすると本邦初かもしれません(あいまいですみません)。


 というわけで、われわれとしても初の試みの「読んだら忘れない」この本、
 あなたもぜひ一度、お試しくださいませ。


 【練習問題アプリ付き 問題解決のためのロジカルシンキング】https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295400351/cmpubliscojp-22/