編集者コラム

2013.09.11

長期休暇を取りたいですよねぇ~

ついに9月になってしまいました。皆さんは、夏休みは取りましたか?国内の労働者の夏期休暇の平均取得日数は、7.5日(フォートラベル調べ)とのことです。

ヨーロッパのある新聞社の調査によると、EUの労働者のバカンスの平均日数は、フィンランドの37.5日を最高にして、イタリア35日、オランダ32.5日、ドイツ30日…フランス25日…と続き、最低のベルギーで20日なんだそうです。

日本でも、昔に比べて長期休暇を取りやすい職場も増えているでしょう。しかし、やっぱり「長期」の定義はヨーロッパとは歴然とした違いがあります。

さて、最近、人事コンサルタントの先生の本を担当させていただいているのですが、「休みの日に家でブラブラしている」ような人が「仕事でもクリエイティビティを発揮しているのを見たことがない」と言っていたのが印象的です。
仕事のON/OFF、OFFでは思いっきり頭を切り替えて、没頭できる期間を作ることはやはり重要だと思います!!(といって、私は夏期休暇以上に休ませていただいてます・・・笑)

「ワークライフバランス」の権利を盾に、権利ばかりを主張するのもどうかと思いますが、やはり仕事ではきっちり成果を残したいもの。会社の長所は、チームプレイです。自分だけで出来ないことをやるのが会社です。チームメンバーがかければ、周りがフォローして、目標を達成していけば良いわけです。

チームプレイに必要なのは、計画と計画管理とコミットメントです。計画とそれをやり切る意思と能力が備わっている人がいて、仕組み化してこそ、結果を残せます。そして、職種にもよりますが、いまはパソコンとインターネット、電話があれば仕事を進められることも多いのではないでしょうか。『自分がいなくてもうまくいく仕組み』では、そういった現代風の仕事の進め方を紹介しています。

ヨーロッパ人のように効率的に働いて(?)、いまから来年の夏休みをタップリ休みを取れるように準備を始めては如何でしょうか。