編集者コラム

2015.06.17

根本さん
1冊の本との出会いで人生が変わる

こんにちは、根本です。

皆さん、デール・カーネギーはご存知でしょうか? 彼の『人を動かす』『道は開ける』などの著書は、
全世界で2000万部、日本でも450万部を超えているそうですから、やはりご存知の方も多いと思います。

特に『人を動かす』は、人間関係の名著として知られていますが、読んだ何百万人すべての人が、
カーネギーの説く人間関係の極意を身につけられたわけではないでしょう。

今回ご紹介するのは、『人を動かす』という一冊の本と出会い、赤面恐怖症のコミュ障で
まったく売れないダメ営業マンから、外資系企業の社長、最終的には
年間300回も登壇するカリスマ講師へと、人生が180度変わった箱田忠昭さんです。

彼の講演を聞く限り、元コミュ障というのは信じられない話ですが、
幼少期から父親が離婚を繰り返し、合計4人の母がいたという家庭環境が影響しているそうです。

そんな彼が就職もうまくいかず、飛び込み営業の仕事に就いて悩んでいたとき、
同僚がくれた1冊の本が『人を動かす』でした。
彼は、人間関係は「自分を変える」ことで、良くなるものという考え方に出会い、
本をなめるように読み、その後デール・カーネギー・コースというカーネギーの教えを実践する
プログラムに参加します。

コース受講後は、8年間に渡って無給でコースのアシスタントをしつつ、
本業の仕事をするというかけもちの生活をしていました。
アシスタントとはいえ、8年間もの間カーネギーの教えを教える立場をしていると、
イヤでも頭に刷り込まれていきます。

すると、それと平行するように仕事でも変化が現れはじめます。
営業でも仕事が取れるようになり、29歳でマネージャー、33歳で部長、
そして38歳でヘッドハンティングされ、社長に。

箱田さんが著した『カーネギーの「人を動かす」から学んだ自分と他人を変える力』では
箱田さんがどういうことを学び、どう実践していたのかが書かれています。

自分を変えたい、特に人間関係においてそう考えている人にはおすすめの内容です。

【カーネギーの『人を動かす』から学んだ自分と他人を変える力】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/484437382X/cmpubliscojp-22/

(根本輝久)