ビジネスで「アート」が注目されている。先の見えない時代だからこそ、
論理ではなく感性がキーになる。その流れの中でアート思考が
ビジネスの現場で使われ、アートの教養も問われ始めている。
本書は、みんながわかっているようで、じつはわかっていない、
アートの世界を「教養」と「投資」という切り口で紹介していく。
著者はタグボートというECサイトを運営し、現代アートを取り扱い、
日夜アートの啓蒙活動をしている。
「投資」という視点でみると、アートの「教養」も従来のものではなく、
買った後に価値を生むための「審美眼」というものになる。
その審美眼を磨くための情報としてまとめられているのが本書だ。
ビジネス教養は日々急速に変化しているが、本書はその流れを受けて、
「新時代のビジネス教養書」として読んでもらいたいアート本である。
著者紹介
徳光健治(とくみつ・けんじ)
株式会社タグボート 代表取締役。山口大学卒業後、双日、アーサー・アンダーセン、サイバードなど経て、アジア最大級の現代アートのオンライン販売「tagboat」を運営。日本の現代アート市場拡大のため、一般の方にも気軽に買える機会をつくるべく奮闘中。 とくに若手アーティストがプロとして活躍できる環境づくりに力を入れている。
お探しの刊行物を検索できます
書籍名・著者名・ISBNコードなど