マネジメントの本

超実践! 楽しく儲かる社風経営

超実践! 楽しく儲かる社風経営
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著者:
山地章夫
定価:
1738円(本体1580円+税10%)
発行日:
2019/6/21
ISBN:
9784295403135
ページ数:
272ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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「社員満足度」を高めることは、最近の採用難や働き方改革などから経営トレンドになっています。
社員満足度が低く、採用してもすぐに離職されてしまっては会社にとって痛手です。
採用できた人 材をいかに戦力に育てられるかが経営者にとって重要課題といえるでしょう。

しかし、社員の待遇改善を行いたいが、それに伴う生産性ダウンを懸念している経営者は
多いのが現実です。 そこで、「社風」に注目することが有効です。
良い社風が定着すれば、社員の定着率が高まります。

仕事や職場が楽しければ、社員のモチベーションは向上し、おのずと生産性があがります。
社員がポジ ティブになれば、新しいアイデアやチャレンジもどんどん湧いてくるでしょう。
反対に、失敗を恐れるようなネガティブな職場なら、新規事業を立ち上げるのは困難です。
経営者が軽視しがちな「社風」こそが、成功するための重要なファクターなのです。

そして、経営者が自ら積極的に社風づくりに取り組むことで、楽しく儲かる経営が実現します。

本書は50以上の事業を成功させ、年商187億円へと成長させた著者が「経営戦略としての社風づくり」 を
余すところなくご紹介します。

著者紹介
山地章夫(やまち・あきお)
札幌市出身。50事業、年商187億円のヤマチユナイテッド代表。グループ目標「THE100VISION」を中心に1社数千万~数億円の新事業を次々に設立する「連邦・多角化経営」を実践。家業の問屋事業を引き継ぎ、経営危機になるも、その経営手法で札幌発のユニークビジネスを次々と起業し成功。注文住宅、住宅リフォーム、インテリアショップ、通所介護、英語保育、レストラン、セミナー教育事業、ブランドコンサル、住宅フランチャイズ本部、介護フランチャイズ本部、イベント企画施工、建材商社、家具メーカー、不動産賃貸事業など50以上の事業を成功させている。グループ企業の(株)ジョンソンホームズは注文住宅札幌2位。就職人気企業ランキング11位、2015年船井総研グレートカンパニー大賞受賞。社員も社長も「仕事と人生をとことん楽しむ」というやる気が出る経営手法、数多くの事業を簡単に統括する仕組み、若手幹部を次々と採用、育成される仕組みなど、全国の経営者から注目されている。「連邦多角化経営実践塾」塾長、「多角化経営者クラブ」会長。著書『会社を強くする多角化経営の実戦』他多数。

ヤマチユナイテッドHP http://www.yunited.co.jp/

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もくじ

はじめに

序章 会社の空気を変える方法

なかなかできない「楽しく働く」ということ
「楽しく儲かる経営」へ意識を変える
後回しにしがちな「社風」こそが重要だ
 社員の楽しさを追求すると業績が上がるのは間違いない
仕事の「楽しさ」には種類がある
 「本質的な楽しさ」と「形から入る楽しさ」/2つの「楽しさ」をミックスする
経営戦略としての社風

1章 朝礼を楽しくする

楽しい朝礼を戦略的に行う
 まずは朝礼が楽しいかを考えよう
朝礼で「雑談」をする
 逆転の発想で「雑談」を活かす
朝礼に雑談を組み込む4つのメリット
「雑談朝礼」の上手なやり方
タイムマネジメントに問題がある
雑談を根回しに使う
雑談朝礼が楽しい社風をつくる
 朝からみんなが楽しくなれる

2章 会議を楽しくする

楽しい会議を戦略的に行う
 無駄な会議などありません/当事者意識を持てる会議を目指せ
会議でも「雑談」は有効だ
 会議で相互理解を促そう
ファシリテーターとアジェンダは必須
 資料を読み込む時間を、会議開始直後に設けよう
意見を出し合えるワーク型会議
社長は会議に積極的に参加し、徐々に消えていく
会議は「楽しい」という風土をつくる
 楽しい会議づくりを追求するには

3章 営業活動を楽しくする

楽しい営業を戦略的に行う
 営業マンのキャラクターとは/営業マンに営業をしよう
「商品」と「理念」をつなげる
 ビジネスで世の中を良くしようと考えているか
営業活動はチームで作戦を企画し、実行する
 ①「個人」の営業のみでは過信しやすくなり、周囲への感謝や謙虚さが無くなる/②情報共有が滞り、サポートやクレーム対処が後手に回り信用を失う/③「チーム」なら人間関係が構築でき、周囲の協力が得られやすく、効率が良くなる/④自分やチームの成績が向上すると楽しくなり、モチベーションが保たれる
顧客とは対等なパートナーであるよう戦略を練る
お客様からの「感謝」「称賛」を共有する
クレームを乗り越えて信頼と感謝をつかむ
自分が楽しくなりたければ、相手を楽しくする
営業のスーパースターに頼りすぎていないか
目標設定のためのKPI設定をする
 インセンティブ設定のバランスを考える
個人を大切に、応援し合う社風をつくる
 営業マンを放置するな
ゴルフと営業活動
Column 01 中小企業こそブランディングに力を入れよう!

4章 委員会で部門横断的に楽しくする

社内に委員会を設置しよう
 多角的な経営を目指す会社ほど委員会は有効だ/「委員会」と「プロジェクト」の違い/「委員会」だからこそ柔軟に取り組める
委員長は若手から抜擢する
委員会がもたらすメリット
委員会も「仕事」だと認識させる
 時間配分に配慮し、活動に工夫を/「委員会」のやる気を引き出す/委員会の効果はあとから必ずついてくる
Column 02事業ごとにブランディングをしていく

5章 採用活動を楽しくする

新卒採用を続けると会社が大きく成長する
 新卒採用すると会社が常に成長し続ける/ 新卒が即戦力になるビジネスモデルに変える
新卒採用は全社事業の心意気で取り組む
 新卒採用に取り組むと楽しくなる/新卒者が企業を選ぶ基準は何か?
採用条件の整備は会社を良くすることにつながる
社長自ら熱意を持って語る
就職希望企業ランキング
 新卒が毎年入社すると若手社員が成長する
楽しい雰囲気を伝える
 オモシロ採用にチャレンジ/楽しげな自社サイトにする/笑いのある面接で学生をつかむ
面接を通じて会社を改善する
 なぜ面接を楽しむのかを忘れるな
学生は「未来のお客様」

6章 新人教育を楽しくする

会社のストーリーが愛社精神を養う
社内のルールとマナーを伝える
成長意欲を促しつつメンタルをチェックする
 ①モラールサーベイ分析/②自己申告制度/③里親制度/④メンタルヘルス管理
経営理念を熱く語る
全員が全員のことを応援し合う社風をつくる
 「ほめる達人」を社風形成として取り入れる/お互いを理解する「エニアグラム」
新卒社員が早く活躍する場をつくる
 新卒社員限定の「フレッシャーズキャンプ」/会社の将来を見据えた充実のプログラム/自己啓発は読書習慣に比例する/「フレッシャーズキャンプ」を運営する側も成長する/キャリア入社に応じた教育プログラム

7章 オフィス環境を楽しくする

オフィス環境で職場を明るくする
 アメリカの会社で体験する
雑談しやすいオフィスにする
 ハード面からオフィス環境にアプローチする
手頃なオフィス家具でフリーアドレスを設けてみる
カッコいいオフィスを追求する
 リノベーションで大胆にイメージアップ/細部でこだわるならこのアイテム
オフィスへの投資は人材への投資
委員会やプロジェクトで周囲を巻き込む
 コミュニケーションの向上につなげる

8章 行事を楽しくする

行事にお客様と社員を巻き込む
 強制ではなく、積極的参加
Column 03 ブランド化で事業を多角化する

9章 待遇改善とシステム化で組織を楽しくする

社員の待遇、組織を整えて楽しい社風へ
 どの社員ももれなく「やる気」を引き出せているか
成果分配が社員のやる気を促す
会社のレベルを上げる「システム経営」
 長い目で今いる社員を育てて組織を強くする
システム経営における6つの要
個人よりもチームで働く時代
 チームは最低3人で組む/フラットで風通しのいい組織が笑顔を生む
「社員に優しい会社」を目指す
 フレンドリーに呼び合える組織にする/楽しさと厳しさを併せ持つ組織であれ

10章 社長業を楽しくする

社長業が楽しくなるヒント
 経営を楽しむ社長を演じると本当に楽しくなる
社長業としてのロードマップを描く
劣等感を抑えて自己肯定感を高める
人脈ネットワークを構築しておく
早くから健康を意識していく
趣味&交友も社長人生に大事
Column 04 多角化経営とグループブランド

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