仕事術・ビジネススキルの本

情報を活用して、思考と行動を進化させる

情報を活用して、思考と行動を進化させる
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著者:
田中志
定価:
1848円(本体1680円+税10%)
発行日:
2021/5/1
ISBN:
9784295405412
ページ数:
336ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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この本は、情報収集・情報活用全般について、
具体的な方法とコツを詳しくわかりやすくお伝えするものです。
例えば、Google検索ひとつでも、それを行う人によって、
そこで得られる情報の幅や深さには大きな差があります。
重要なのは、情報源やツールの選択肢を持ち、
そしてそれらを組み合わせて使いこなせるかどうか。

「検索の手段を、どんな風に使い込んで、どんなものと組み合わせて使っているのか」
という部分について、ここまで具体的に掘り下げた本は他にない!

現代は、情報とつきあって生きるにはとても悩ましい時代です。
たくさんある情報の中からどのように必要なものを見つけ出すか、
活用できるまでに至るか、という部分で工夫が必要になってきます。
そこで、外資系コンサルティングファームやクリエイティブ企業、
スタートアップ企業で高い成果を追求する中で活用してきた、
情報収集、リサーチの知見・ノウハウを紹介していきます。
仕事のさまざまな場面で使える調査のフレームワークや
課題設定の方法から、今日から使える具体的な情報収集の仕方まで、
実際のケーススタデイも含めつつ、活きた知識を届けます。

著者紹介
田中志(たなか・のぞみ)
Cobe Associe 代表。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了後、ボストンコンサ ルティンググループ(BCG)に入社。2015年にヘルスケア領域の社内アワードを受賞。 その後、博報堂グループのスタートアップスタジオ・quantum、デジタルヘルススター トアップ・エンブレースの執行役員を経て、2018年に大企業の新規事業やスタートアッ プ支援を行うCobe Associe を創業。2019年度神戸市データサイエンティストとしても勤務、新規事業やデータ活用、ヘルスケア領域に関する講演も実施。

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もくじ

はじめに
“巨人”を味方につける
「知っている」を超えて「できる」へ
前提:情報そのものが価値を持つことはない
問い:それでもなぜ情報収集は大切か
現代の問題:情報収集と活用のアンバランス

第1章 全ては価値ある思考を生むために
情報の3側面 データ/インフォメーション/インテリジェンス
提言:インテリジェンス創出のための情報収集を
確かに目的や課題設定は情報収集を効率的にする
思考の前提・土台をつくるための調査もある
本章のおわりに:良い行動のための良い思考、良い思考のための良い情報

第2章 情報収集のための基本フレームワーク
再確認:多様な意味を持つ「情報収集」という言葉
「情報収集のコツ」にまつわる混乱
前提:検証的情報収集のフレームワーク インテリジェンスサイクル
Step1 タスキング(Tasking)
Step2 収集(Collection)
Step3 処理(Processing)
Step4 分析・予測(Exploitation)
Step5 配布(Dissemination)
発展版フレームワーク
「基盤をつくる・インテリジェンスを生み出す・型化する」の3要素
[第1要素]基盤をつくる
[第2要素]インテリジェンスを生み出す
[第3要素]型化する
本章のおわりに:情報収集サイクルを回す

第3章 基盤をつくる:知識の網を持つ
業界素人の若手コンサルがプロジェクト参画前に(必死に)行う基礎づくり
基盤をつくるための効率的な学習方法3つ
❶ 賢い人のノートを借りる 巨人の肩に乗って原理・原則を知る
専門書籍を“気軽に”かつ“一気に”まとめ読みする
専門メディア記事を1年分的読みする
海外メディアの1ヶ月分の記事を全て読む
関連する研究・論文をまとめて読んでみる
Youtubeなどの動画共有サイトを探検する
行政やシンクタンク、研究所などの報告書・レポートで探検する
特定事業や市場に関する特化型の報告書・レポートをフォローする
❷ 関心のある新鮮な情報から触れる 世の中のエッジ・新しい取り組みにアンテナを立てる
プレス・ニュース、リリース配信サイトを覗く
リリース配信サイト内で検索をかける
スタートアップやテック企業の新サービスまとめ紹介サイトでサーフィンする
海外スタートアップ50社を通し見する
クラウドファンディングサイトの上位製品を全て見る
専門展示会やカンファレンス関連情報を探る(できれば直接行く)
❸ 仕組み化して心理的な壁を下げる 情報を自動・半自動で仕入れる
アンテナが高いエキスパートのニュースレターに登録する
自分の興味ベクトルに近い人が配信するPodcastを購読する
SNSの分野別フォローリストをつくる
関心が似通っている人のグループチャットやコミュニティに参加する
番外編:“自由調査時間”として自分のカレンダー・予定をおさえておく
本章のおわりに:たくさん書き、読み、聴き、語ろう。

第4章 インテリジェンス創出前半:目的に沿ったデータを集める
外資コンサルのインテリジェンス創出術
世界を“複写”してデータとして保存する
事例観察 特徴ある事例に目を向け、深堀り続ける
手軽にできて深く潜れるデスクトップ調査
SNSの中から情報を“狩る”ソーシャルハンティング調査
専門家に深く問うエキスパートインタビュー
五感を駆使して事例を感じるフィールド調査
事例を見るときに大切にすること
参考:事例観察がうまくなるためのおすすめ書籍
集団観察 「原理・原則」と「外れ値」を見つける
集めた個別事例を統合・分析する
数字にして測定できるようにする
本章のおわりに:信念を持って情報と向き合う

第5章 インテリジェンス創出後半:データから思考を生み出す
「いろいろ調べたがわからない」という状態を脱する
編集思考 観察する視点を動かす
編集、とは何をすることなのか
編集力を高める道具類
SF思考 What if「もし~だったら」を置いてみる
「SF的にものを見る」とはどういうことか
SF思考の実践者たち
SF的なものの見方を鍛えるためにできること
本章のおわりに:根底にはいつも愛と想像力を

第6章 リサーチケーススタディ
道具の使い方をイメージしていただくための3事例
ケース① 依頼を受けて明確な目的の下で海外環境を調べる
基盤づくり:思考するための土台をつくる
調査の中で出てきた言葉の定義は丁寧に
規制や制度を調べるときには網羅性を意識する
レポート・報告書を通じ「他の人の肩に乗る」
基本を押さえ、“本番”の英語検索に臨む
「英語検索時のダブルクォーテーション」等の小技を駆使する
英語検索でも「巨人の肩に乗り」レポートを探す
翻訳技術を最大限活用して英語への苦手意識を軽減する
個別企業のミクロ情報もフォローアップする
本ケースワークのまとめ
ケース② 「~について気になっている」ふんわり目的感で情報を集める
何はなくともまずは調査レポートから
図表を通じて概要・キーポイントを掴む
テキストではなくイメージや図表を探す
深掘りの前に“幅”を出す
レポート特化の検索へ
個別の企業事例を探るいくつかの方法
本ケースワークのまとめ
ケース③ 市場調査プロジェクト:国内タクシー市場を調べる
紙とペンで、調査論点を考える(すぐPCを触らない)
事前知識を高めるための初期調査、及び情報収集自動化設定を行う
論点と事前知識を掛け合わせ、成果物のイメージを“先”に考える
上司・チームと調査のポイントをすり合わせ今後の調査設計をする
追加のデスクトップ調査で個別要素を探す
フィールド調査として現地に赴く、難しくてもSNS・ソーシャルハンティングを
エキスパートインタビュー調査で踏み込んだ情報をとりに行く
想像力を駆使して、成果物をつくる

第7章 情報をもとに想像し、思い切って捨てる
人間に与えられた想像力という力
「同じ」と「違う」を見つける人に
創造力よりも想像力を
想像力をひもとき、アノマリー思考へ
想像力を高めるための口癖・言葉のすすめ
考え抜き、自ら決断する覚悟を持つ

おわりに

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