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教科書には載っていない調査研究がうまくいくコツ

教科書には載っていない調査研究がうまくいくコツ
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著者:
板垣貴志
定価:
1848円(本体1680円+税10%)
発行日:
2022/7/21
ISBN:
9784295405979
ページ数:
184ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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研究者の重要な仕事である学会発表、論文執筆に欠かせない「調査研究」。
ただ「締め切りに追われて、やっつけ仕事になっている」
「予算と実際の調査が合わず、必要なデータが取れなかった」など、
重要な要素のはずなのに、おざなりにされるケースが多々あるのが現状です。
しかし、その方法論を学べば、余計な時間を使うことなく、
インパクトのあるデータや数字を獲得し、成果につなげることができます。
今回の書籍は、そのノウハウを余すことなく伝えていく書籍です。

著者紹介
板垣貴志(いたがき・たかし)
2004年3月東京大学医学部健康科学・看護学科卒業、2008年3月東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻中退。2011年5月、株式会社アクセライト代表取締役に就任。学生時代に患者・市民・当事者視点に立った調査研究に関わって以降、ITを活用した調査研究計画立案から成果発表までを生業とし、東京大学医学部や国立研究所をはじめ、200件以上の調査研究を支援している。主な関心領域は医療者患者関係、ヘルスリテラシー、ストレス対処力、健康社会学、患者報告アウトカム、臨床研究支援。2013年より日本福祉大学にて調査研究方法論特講ゲスト講師、放送大学「ヘルスリサーチの方法論(’19)」ゲストスピーカーなどを務め、講演活動も精力的に行っている。

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もくじ

はじめに

Chapter...1 失敗事例から学ぶ調査研究のよくある落とし穴
□CASE...1 予算が不足し調査実施が困難……計画倒れ
□CASE...2 年度末までに完了しなくてはならないが間に合いそうにない……スケジュール破綻
□CASE...3 調査協力者が増えず、調査票の回収率が上がらない……見込み違い
□CASE...4 発表原稿を作成しはじめたら、大事な項目が抜けていた……後の祭り
□CASE...5 調査実施中に問い合わせが殺到して仕事にならない……万年多忙
□CASE...6 データは集まったが、どう取り扱ったらいいのかわからない……ゴール直前立ち往生

Chapter...2 ピンチで使えるリカバリー方法のエッセンス
調査研究はゴールを設定することで全体が見渡せる
無駄をなくし、融通・調整することで研究の質は向上できる
調査研究の第一歩は、調査対象者へのリスペクトからはじまる
すでに進行中の調査研究プロジェクトでも、これからの工夫で質を高められる
■CASE...1 解決策! 予算不足で調査実施が困難な場合は、予算内でできることと別予算の獲得、両方から攻める
■CASE...2 解決策! スケジュールが厳しい時は、スケジュール内での計画再立案と、期限延長の模索と、双方から攻める
■CASE...3 解決策! 回収数・回収率が上がらない場合は、再依頼を行い、追加の協力依頼も模索する
■CASE...4 質問項目の不備を真摯に受け止め、アフターコーディング、新たなリサーチクエスチョンを検討する
■CASE...5 調査事務局には専属の人員をあてる できない場合には、研究代表者が「やり抜く」覚悟を決める
■CASE...6 倫理的な観点も含め、データの取り扱いは、積極的に専門家に聞く
リカバリーこそ腕の見せ所、ミスを恐れず調査完了まで走りきる心構えとは
Column1 データクリーニング? データクレンジング? データを「きれいに」するために

Chapter...3 さらに上手く進めるための調査研究のキーポイント
研究のゴールを考える どのような発表、どのような成果を目指すか
調査研究はデザインが9割
調査研究は7つのステップで実践する
調査研究を成功させる5つの視点
どうしても時間がない場合、「調査票」に全力投球する
Column2 質的研究と量的研究のどちらを選ぶべきか

Chapter...4 調査研究の舞台裏とインパクト
〜日本初の大規模Web調査にみる成功のコツ〜
全ての調査研究は人と人との出会いからはじまる
1000人への道も一歩から
それぞれの立場で専門性と誇りを持って臨むため、ルールを整備する
公的ではない交流が調査研究の質を底上げする
楽するために苦労する
調査票の検討では、何よりも回答者へのリスペクトを忘れない
どんなに素晴らしい調査でも、届かなければ意味がない
調査期間中は迅速に問い合わせに対応できる体制を
回答者数に一喜一憂するも、無事目標達成
本当に活かすためには、捨てねばならぬデータもある
分析結果の解釈こそ、腕の見せ所
調査結果を最大限に活かし、次につなげる

Chapter...5 調査研究が切り拓く未来と展望
真のゴールに向けて、調査研究ができること・できないこと
「医学は日進月歩」の本当の意味
良質なエビデンスは良質な調査研究から
RCTでなければエビデンスではないのか
Wevを駆使した調査研究へアップデート
対面調査を通じて、患者を尊重する
専門家と「素人」の専門性
ITの活用は必然 ~調査研究の未来~
これから調査研究に携わる若手研究者へ
研究者が活躍し、人類の発展に寄与する社会を実現するために

おわりに

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