世界ではメジャーな資産運用のひとつであるアンティーク・コイン。
流通量も限られ、年々その価値が高まっている昨今では、大きく価値を上げているコインも多数ある。
そして、コインの場合、その価値が下がることがないのが魅力である。
とくに鑑定によって格付けされた程度のよいコインであれば、
そもそもが希少のため資産ポートフォリオとして、もっと評価されてもいいほど。
本書では、海外で富裕層の資産運用手段としてメジャーな「アンティーク・コイン投資」について、
現状を分析し詳しく解説している。
著者紹介
田中徹郎(たなか・てつろう)
株式会社銀座なみきFP事務所代表取締役。一般社団法人全国実物資産投資協会代表理事。1961年神戸生まれ。神戸大学経営学部卒業後、三洋電機を経て 1990年ソニー入社。2004年4月に同社退社後、(株)銀座なみきFP事務所設立。現在はファイナンシャルプランナー兼プライベート・バンカーとして約100名の富裕層の顧客を持つ。不動産やコインなど現物資産だけではなく、株やヘッジファンド、ETFなどを用いた資産防衛プランや資産承継プランを提供している。著書として『富裕層プライベートバンカーが教える 最強のアンティーク・コイン投資』(日本実業出版社)、『アンティーク・コイン&実物資産で手堅く運用する』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
もくじ
口絵
はじめに
この不確実な世界で生きてゆくために
第Ⅰ章 部 世界経済から見た投資編
1 リーマン・ショックとコロナ・ショック、 2つの危機に共通した特徴
2 次の危機はどのような形でやってくるのか?
3 私たちが採りうる危機対策は?
4 ペーパーアセットのなかで分散を考える
5 質的な分散という思考が求められる
6 どの程度の割合で実物資産を持てばよいのか?
7 有事への備えが平時の足かせになってはならない
8 いくつかのポートフォリオの事例
第Ⅱ章 アンティークコイン投資編
1 投資であって趣味でもある
2 投資という視点で見た場合の注意点
3 コインに投資することの究極的な意味
4 具体的にどのようなコインが投資に値するのか
① コインの状態
② 残存枚数
③ デザイン
④ 発行された国
5 具体的にどのような分野があるのか
① 古代のコイン
② 1500年代以降のヨーロッパ
③ 中南米のコイン
④ アメリカのコイン
⑤ アジアのコイン
6 この5年でコインの相場はどう動いたか?
① 中国コイン
② アンナン他
7 近年のコイン相場から 私たちは何を学ぶべきか?
8 今後のコイン相場を予想する
9 どのようにしてコインを買うべきか?
第Ⅲ章 アンティークコインを安全に買う方法
1 オークション代行サービスとは?
2 コイン投資の出口
おわりに
経済危機とコイン投資の魅力
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