自己啓発の本

コミュニケーションは正直が9割

コミュニケーションは正直が9割
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著者:
田原総一朗
定価:
1518円(本体1380円+税10%)
発行日:
2022/3/1
ISBN:
9784295406563
ページ数:
240ページ
サイズ:
182×115(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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京都大学大学院教授 藤井聡氏推薦!「皆、田原さんぐらい素直だったら、日本はどれだけ素晴らしくなるだろう」

人を動かす最強のビジネススキル“正直コミュニケーション”で誰とでも会話がはずむ! わかり合える!

大物政治家から若手起業家、タレントまで、幅広く交遊し、時に激しく議論をたたかわせる
ジャーナリストの田原総一朗氏。コミュニケーションの達人かと思いきや、
実は昔から話すのが得意ではなく、コミュニケーションに苦手意識があるといいます。
では、どのようにして相手と交わり、信頼を勝ち得てきたのでしょうか。
答えはシンプル、「正直」であることだと明かします。

裏表なく正直に話し、感じたことを正直に伝える。正直に言い過ぎて相手を怒らせることもあるが、
最終的には深い信頼関係を築くことができるというのです。
商談から会議、雑談まで、日々のコミュニケーションで悩む多くの人におくる、
シンプルかつ効果の大きい話し方、関係の築き方、わかり合う方法。

田原流・正直コミュニケーションの一例
・コミュニケーションは引くことが大事
・隙を見せて、ボケるぐらいがちょうどいい
・批判するときは目の前で、褒めるときは陰で
・最後の10分で本音を聞き出す
・沈黙を上手に使う
・真の自己は、他者に鏡のように映し出されて初めて認識できる

著者紹介
田原総一朗(たはら・そういちろう)
1934年滋賀県に生まれる。1960年早稲田大学を卒業後、岩波映画製作所に入社。1964年東京12チャンネル(現・テレビ東京)に開局とともに入社。1977年フリーに転身。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。1998年戦後の放送ジャーナリスト一人を選ぶ城戸又一賞を受賞。著書に『こうすれば絶対よくなる!日本経済』(アスコム)『堂々と老いる』(毎日新聞出版)『新L型経済』(角川新書)『90歳まで働く』(小社)などがある。

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もくじ

はじめに 不器用な私がこれほど長くやれた理由

第1章 正直に話すしかなかった
私には嘘をつく能力がない
本音と建て前を使い分ける「器用さ」がなかった
中曽根さんに本音をぶつけたら……
田中角栄に本音で話せと叱られた
下調べこそが会話の極意だと教わった
笹川良一に「あなたは評判が悪い」と伝えると……
陰で批判しない。目の前で批判する
「わかりません」と言う勇気を持つ
『徹子の部屋』に出演。好奇心を抑えられず……
先入観はコミュニケーションを台無しにする
頭の固い「頑固爺さん」にならないために
ひろゆきさんに突っ込まれて久しぶりに燃えた
党派や主義主張を超えた人脈を築けた理由
安倍さんや菅さんの「孤独」とは?
挫折と失敗ばかりの私の経歴
東京12チャンネルだからできたこと
ギリギリのところで生きる人たちを追う
低い位置からしか見えないもの
コミュニケーションと会話は異なるもの

第2章 コミュニケーションで大切な「相手との向き合い方」
田中角栄といまのリーダーたちの決定的な違い
相手との向き合い方①
「こういう人だろう」と決めつけない
相手との向き合い方②
先に“裸”になる
相手との向き合い方③
頭から否定しない
相手との向き合い方④
いい意味であきらめる
相手との向き合い方⑤
自分を賢く見せようとしない
相手との向き合い方⑥
コミュニケーションとは自己確認の場
相手との向き合い方⑦
つき合う相手を損得で選ばない
相手との向き合い方⑧
相手を安心させる
相手との向き合い方⑨
本気で相手を好きになる

第3章 会話が弾む話し方・聞き方・黙り方
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方①
会ってすぐに褒める
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方②
話を聞きながらメモを取る
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方③
直接会って話をする
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方④
わかったふりをしない
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑤
相手が納得するまで説明する
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑥
SNSで若い人とつながる
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑦
最後の10分で本音を聞き出す
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑧
沈黙を上手に使う
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑨
必要な人間だと思わせる
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑩
問題意識を共有する
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑪
好きなことを追求する
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑫
疑問に思ったらとことん聞く
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑬
秘密を持たない
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑭
頭が上がらない存在を作る
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑮
一つの考えに固執しない
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑯
情報のバランスに注意する
会話が弾む話し方・聞き方・黙り方⑰
ボランティアや地域活動に関わる

第4章 創造的コミュニケーションのすすめ
いまこそ本来のコミュニケーションを取り戻すとき
じつは日本的経営こそ優れていた
資本主義の常識を超えていた家族的経営
日本経済が凋落した原因とは 
大企業の限界に気づき始めた若者たち
時代意識と問題意識の共有から始めよう
おとなしくて従順な若者が多いという  
一流の人と若者を結びつける
立場を超えたコミュニケーションが必要 
超党派の女性議員を集めた会議をサポート
政治に言葉と会話がなくなった原因とは 
「空気を読む」ことの怖さ
変人で結構というスタンス
空気を乱す人間を国家はマークする
野坂昭如、小田実、石原慎太 、浜田幸一の4人で議論 
理屈を超えた「叫び」を大切にしたい
すべての元凶はコミュニケーション不足にある
会社で会議をするより外でコミュニケーションを!

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