社会・経済の本

プロ投資家の先の先を読む思考法

プロ投資家の先の先を読む思考法
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著者:
藤野英人
定価:
1738円(本体1580円+税10%)
発行日:
2022/5/11
ISBN:
9784295406761
ページ数:
192ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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投資もビジネスも先の先まで読んだ人が勝つ! 流行り廃りではない本物を見抜くプロの予測全技法

私は子どものころ、「10年後の新聞がほしい」と思っていました。
10年後の新聞が1日分でもあれば、未来にどんな日常が待っているのかがわかります。
10年後に起きていることのごく一部でも正確に知ることができれば、
超お金持ちになれるでしょう。かなりの成功が約束され、
しなくてもよい失敗を避けることもできるはずです。

子ども時代に自分が夢想していたことを思い出すと、
今を生きる人たちが未来の世界について少しでも知りたいと思うことは、
ごく自然なことだと感じます。いったい、どうすれば未来を予測できるのでしょうか?
もちろん、私たちは10年後の新聞を手に入れることはできず、
未来を見通せる魔法の水晶玉を持っているわけでもありません。
しかし私は、簡単ではないとはいえ、未来を予測することはできると思っています。

本書では、「先の先」を読む思考力について、ファンドマネージャーとして
32年以上の投資歴を重ねてきた、私の見方や考え方をご紹介していきたいと思います。

「はじめに」より一部抜粋

著者紹介
藤野英人(ふじの・ひでと)
投資家・ひふみシリーズ最高投資責任者。レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役会長兼社長。1966年富山県生まれ。早稲田大学法学部卒業。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年レオス・キャピタルワークスを創業。JPXアカデミーフェロー、東京理科大学MOT上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授。一般社団法人投資信託協会理事。主な著書に『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)。

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もくじ

はじめに “先の先”を読むことができれば、かなりの成功が約束される

第1章「先の先」を読むために「今」を知る
「先の先を読む」のは、トランプの神経衰弱のようなもの
「短期」は読めないが、「中長期」は予測できる
投資の成功に学歴や容姿は関係ない
シンプルで公平なのになぜ投資で勝てないのか?
今、起きている変化を“生活者”として捉える
コロナ禍のずっと前からテレワークの普及を読んでいた
おじさんには見えていない変化が若い人たちには見えている
大学3年生の女性エンジニアが開発したランプがおもしろい
先を読むために、自分を「令和型」にアップデートする
コラム01 私が毎日3つよかったことを書き続ける理由

第2章「思考」を広げて先の先を読む
拡大思考1
他者の視点を取り入れる
私が3万人のツイートを読み続ける理由
深夜のレストランで生活者の本音を拾う
1日の5%は他人になったつもりで考える
拡大思考2
偏らず、フラットでいる
あなたの感覚は普通? おそらく普通ではない
物事を俯瞰して見るための着ぐるみトレーニング
拡大思考3
好き嫌いを大事にする
投資先を決めるのは「損得」ではなく「好き嫌い」
好きなことをやっている集団の方が勝ちやすい
拡大思考4
遠回りしてみる
他のファンドマネージャーと異なるアプローチをとる理由
“王道”から外れることで見えたもの
拡大思考5
若い感性を取り込む
中高年になったら若い人の力を借りる
年下と上手に付き合う意味とは?
コラム02「先の先」を読むための本の読み方

第3章 先の先を読むための「材料」の集め方
意識下で200のことを同時に考え続ける
人と会話することで「関心事」が再起動する
走りながら情報収集。
60分の時間を3倍に活用する
並行していろいろやることで情報が化学反応を起こす
学ぶときは最初に集中するといい
社交ダンスからリーダーシップを学ぶ
「メスティンご飯」を作り続ける理由
美容を体験することで初めて美容をイメージできた
快・不快への想像力が高いほど「先の先」が見える
積み重ねる一方で、「アンラーニング」を行う
人間というのは放っておけばどんどん古くなる
コラム03 三日坊主を防ぐ魔法の考え方

第4章 今この時代に「伸びる会社」の共通点
成長する企業は「なぜ」を考え続ける
初めて会ったときに衝撃を受けた経営者の話
業界の秩序を乱すことを恐れない、経営者のすごみ
業界に風穴を開ける令和4年型企業を探せ
優秀な会社を探すのか、優秀な経営者を探すのか
まるで恋人を選ぶように経営者を選ぶ
個人投資家が「企業の将来の力」を予測する方法
コラム04 経営者が「なぜ」を問い続ける会社は強い

第5章 先の先に見えてきた「未来のかたち」
これからはウェルビーイングを追求する企業が成長する
富山県の成長戦略から考えるウェルビーイングの意味
豊かで強い県であるのに、なぜ出ていくのか?
女性が活躍することは女性にとってウェルビーイングなのか
数十億円を儲けてなにを思ったか
「富」や「健康」より「PERMA」
お金や権力よりもずっと大切なこと
どうすれば幸福度を上げることができるのか
今後のテーマは「ポジティブ・インベストメント」
コラム05「将棋」と「投資」は連動している

第6章 先を読むことと同じぐらい大切なこと
先の先を読んでも、行動を変えなければ意味はない
「失望最小化」で生きる人、「希望最大化」で生きる人
日本人の資産が欧米人より増えない理由
「勝つか負けるか」ではなく、「勝つか学ぶか」
「失敗から学べ」ではなく、「ミスをしろ」という教え
過去は変えられないが、起きたことの意味は変えられる
プランAは本当にプランAなのか?
あなたは素敵な次善の策を持っていますか?
コラム06 未来予測して「どうするか」を決めるのは自分自身

おわりに 自分が関与することで変わるかもしれない未来

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