マネジメントの本

静かなリーダーが心理的安全性をつくる

静かなリーダーが心理的安全性をつくる
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著者:
川野いずみ
定価:
1848円(1680円+税10%)
発行日:
2023年11月11日
ISBN:
9784295408598
ページ数:
272ページ
サイズ:
188×130(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
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心理的安全性アワード2023ゴールドリングを受賞したTISの事例を公開


【多くの専門家からの寄稿・対談も満載!】
◎株式会社ZEN Tech 代表取締役 石井遼介氏
◎パーソル総合研究所 上席主任研究員 井上亮太郎氏
◎日本キャリア開発協会(JCDA)
◎株式会社Pallet 代表取締役 羽山暁子氏
◎ビジネスコーチ株式会社 濱一成氏
◎アイディール・リーダーズ株式会社 COO 後藤照典氏
◎コミュニケーショントレーニングネットワーク統括責任者 岸英光氏

▼心理的安全な風土を醸成する
・問題は解決しなければならない
・新しいことをしなければならない
・全員の賛同を得なければならない

現在マネージャーやリーダーを務める方で、チームや組織を変えていこうとするときに、
「○○しなければならない」と考えてしまってはいませんか?
筆者はこれらの「○○しなければならない」という考え方は、
「パラダイム(考え方を支配する認識の枠組み)や、
当たり前に囚われている」と言います。
これらに縛られてしまうと、新しい発想がしにくくなるだけでなく、
行動のスピードが遅くなってしまいます。

▼チーム力向上のカギとは?
心理的安全性を醸成し、チーム力を向上させるには、

・お互いを知る機会づくり
・もやもや・心配事の見える化
・個人とチームの目指す姿・大切にしたいことを言語化
・個人とチームの振り返りによる成長支援
・1on1とコーチング

に取り組むことが重要です。これら5つを筆者が実施したところ、
所属メンバーの働きがいが32%向上しました(GPTW社員意識度調査)

本書は、チームマネジメントや組織運営に課題を感じている方々に向けて、
「こんな簡単なことに取り組むだけでいいのか!」と気づかせ、
実践につなげられる一冊です。このような考え方をチームに広げていくことで、
生産性が高く、ワークライフバランスを意識して幸せに働ける日本企業が
増えていくのではないでしょうか。

25年以上にわたり金融系システム開発のチームに所属し、リーダーも務め、
現在は「TISインテックグループを最高のチームでいっぱいにする」ことを
ミッションに据えた品質革新本部で活躍する著者。
チーム作りと現場に精通した著者が「チームの心理的安全性の作り方」を解説!

チームだけでなく、自身の強みや軸に気づくための参考になる方法についても、
あわせてわかりやすく伝えます。

著者紹介
川野いずみ(かわの・いずみ)
TIS株式会社所属。1994年、名古屋大学経済学部卒業後、株式会社東洋情報システム(現TIS株式会社)入社。1999年の育児休暇後も含め、一貫して開発チームリーダーとして、信販・クレジットカード系システム開発を担当してきた。日経BP社「課長塾」研修の受講をきっかけに、キャリアコンサルタント、CTN(コミュニケーショントレーニングネットワークⓇ)を知る。2018年より、開発チーム運営の傍ら所属事業部の育成や働きがい向上施策の企画推進を担当。2022年4月、品質革新本部に異動し、TISインテックグループ社員約2万人およびビジネスパートナー様を対象に、チームとメンバーの開花を目指す各種取り組みを企画推進中。情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ、国家資格キャリアコンサルタント、メンタルヘルス・マネジメントⅠ種、ビジネスコーチ社認定ビジネスコーチ資格を保有。長年のリーダー経験も生かし、社内だけでなく副業としてもコーチングセッションを実施している。

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もくじ

はじめに

I部 チームの心理的安全性のつくり方
PART 1 組織の風土づくりの「あたり前」を疑う
1 問題は解決しなければならない
2 新しいことをしなければならない
3 全員の賛同を得なければならない
4 成果が出るのには時間がかかる
5 1人ひとりは扱えない
PART 2 取り組み開始前の状況
1 課題は「個人商店」のような働き方
2 「可もなく不可もなく」な組織
3 忙しく活気がないリーダー層
PART 3 チームの心理的安全性づくり
1 価値観の見える化
2 もやもや・心配事の見える化
3 チーム状況の見える化
4 チームのありたい姿・目指す姿を言語化
5 振り返りによる気づきと進化
6 継続のための緩やかな強制力
7 活動に取り組んだメンバーの感想
PART 4 「連帯感づくり」の取り組み
1 風土向上活動チーム「Food」
2 「部員アルバム」
PART 5 数字に表れた取り組みの成果
1 取り組み後1年で社員意識調査で「働きがい」が32%向上!
2 その他の数字に表れている成果
PART 6 心理的安全性をつくるリーダーとは?
1 リーダーが本音を語る・引き出す
2 最初から完璧を求めない
3 聞いてみないとわからない
4 伝えてみてよかったと思える体験をつくる
5 1人ひとりを大切にする

II部 1人ひとりの開花
PART 7 メンバーと自分の「メガネ」にご注意
1 部下とのコミュニケーション、ヒヤリハット事例
2 ヒヤリハット事例に共通すること
3 「あたり前」の違いに気づいて開花
4 「メガネ」に気づくための仕組みをつくる
PART 8 メンバーの力を引き出す1on1ミーティングとコーチング
1 1on1の目的
2 クロス1on1
3 外部コーチによる伴走、コーチング
PART 9 マイパーパスと組織のパーパス
1 わたしが開発リーダーから企画職に転身した話
2 長年、何かが物足りなかった
3 元同僚のメンタル不調とメンタルヘルス検定Ⅰ種合格
4 突然の異動……初めて上司に語った思い
5 自分にかかわるすべての人が幸せな世界をつくる!
6 やりたいことはすべて会社にあった!
7 頑張らなくても成果が出る
8 組織と個人のパーパスの重なり
PART 10 強みと軸の気づき方
1 「人生すごろく金の糸」
2 「Kirari☆Carta」
3 「ライフラインチャート(モチベーショングラフ)」
PART 11 「安心係」の存在と、行動し続けること
1 安心係
2 バイタリティのサイクル

Ⅲ部 心理的安全性を深めるために
心理的安全性を育む「心理的柔軟なリーダーシップ」
株式会社ZENTech 代表取締役 石井遼介

仕事の幸せ/不幸せが、個人のパフォーマンスに大きく影響する
パーソル総合研究所 上席主任研究員 井上亮太郎

キャリアを開発する
日本キャリア開発協会(JCDA)

「価値観」と「未来への意思」
株式会社Pallet代表取締役 羽山暁子

心理的安全性とコーチング
ビジネスコーチ株式会社 濱一成

パーパス・マネジメント
アイディール・リーダーズ株式会社 COO 後藤照典

パラダイムシフトコミュニケーション
コミュニケーショントレーニングネットワークⓇ 統括責任者 岸英光

対談 岸コーチ×川野
「本当はこうありたい、こうなりたい」という想いを引き出すには?

おわりに
謝辞
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