社会・経済の本

日本の未来を考えよう

日本の未来を考えよう
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著者:
出口治明
定価:
1848円(本体1680円+税10%)
発行日:
2015/9/1
ISBN:
9784844374251
ページ数:
448ページ
サイズ:
四六判(mm)
発行:
クロスメディア・パブリッシング
発売:
インプレス
立ち読みする 日本の未来を考えようリンク集

「知る」ことで、「明るい未来」がはじまる

私たちが暮らす日本。
皆さんは、日本のことをどこまでご存じですか?


日本を小さな島国と思っていませんか?
日本の税金は高いのでしょうか? 安いのでしょうか?
年金破綻はあり得るのでしょうか?


知っているようで知らないことがたくさんあります。
数字を使って見ることで“ありのままの日本"を浮かび上がらせ、
どうすれば日本の未来が明るいものになるのか、日本が目指すべきはどこなのかを考えるための1冊です。


僕の趣味は、旅と読書です。
これまでに70以上の国、1200を超える都市を訪れ、自分の足で歩いて得た1つの結論があります。
それは、「日本ほど素晴らしい国ない」という確信です。


「この素晴らしい日本の未来を明るいものにしたい」
この本には、そういう思いを込めています。


僕が常々思っていることは、「人間は次の世代のために生きている」ということ。
団塊世代の僕がこれからを担う若い世代にできること。
それは少しでも未来が明るい方向に進むように、情報を発信しつづけること。
ぜひ、日本の未来を明るいものにするため、日本に未来について一緒に考えてみませんか?

著者紹介
出口治明(でぐち・はるあき)
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO
1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当するとともに、生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。2013年6月より現職。

主な著書
『生命保険入門 新版』(岩波書店)
『直球勝負の会社』(ダイヤモンド社)
『仕事に効く 教養としての「世界史」』(祥伝社)
『「働き方」の教科書』(新潮社)
『本の「使い方」』(角川oneテーマ21)
『ビジネスに効く最強の「読書」』(日経BP社)
『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書』(角川書店

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もくじ

はじめに

序章 「知っているようで知らない日本」のおさらい
・日本の経済規模は世界4位
・市民1人あたりの生活水準はアジアで5位
・もはや日本経済に高成長は望めない?
・長期デフレと賃金下降は先進国で日本だけ
・不老長寿の夢を実現した日本
・世界一の「超高齢」社会を突き進む
・日本の広さは世界9位!?
・最も人口密度が高い国はどこ?
・世界ダントツの巨大都市「東京」
・日本は安全? それとも危険?

第1章 借金編
・世界一の公的借金大国ニッポン
・日本の公的借金が増えつづけるワケ
・株価と為替で見る日本の現実
・世界一の貿易黒字国に赤信号
・日本の低い失業率にはワケがある

第2章 人口編
・50年後、働く人の数は半分に
・「小負担・中福祉」という理想郷のような国
・巷にな流れる「公的年金破綻説」は正しいか
・高齢者医療と多死社会を考える
・日本の医療は世界一効率的かつ非効率!?

第3章 カルチャー編
・健康にまつわる国際比較
・日本人と言語と宗教
・マスメディアを信用しすぎる日本人へ
・1人暮らしが主流へ!

第4章 政府と軍事力編
・日本は世界に稀に見る小さな政府!
・日本の議員は世界一“美味しい商売”⁉
・日本は軍事大国?

第5章 治安編
・日本の警察は優秀か?
・日本は自殺大国なのか?

第6章 教育編
・日本の義務教育の特徴って何?
・日本人の英語力は世界最低水準
・日本の大学改革まったなし

第7章 国際競争力編
・国際社会で薄れ行く日本の“存在感”
・国際化はインフラの整備からはじまる
・国際競争力ランキングで見る日本の実力
・日本人の働き方は非効率的である
・「大企業病」に蝕まれる日本

第8章 新しい産業編
・観光大国を目指せ!
・いびつな農業政策
・島国ニッポンの漁業が衰退しているワケ

第9章 女性編
・女性の活躍の場が少ない日本
・「安心して子どもを産める社会」の実現に向けて
・日本の結婚観はもう古い!?

第10章 インフラ編
・日本の交通インフラはどれくらいスゴイのか?
・世界一の通信インフラを持ちながら活かせない日本

第11章 環境・エネルギー編
・日本は環境大国になりえるか?
・日本のエネルギー資源を考える

巻末付録 ドイツとの徹底比較!

おわりに

参照サイト・参考文献

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